モスクワ特派員のひめさんから4月24日のファラオの娘の観劇記と写真を寄稿いただきました。
ザハロワのファラオの娘の美しい姿は2006年の来日公演を思い出させますね。
24日のファラオ
ザハロワのファラオを見ました。
ザハロワはやっぱり美しく、姫そのもの。
ルスランがあっさりした演技だったので
ザハロワがすっごく上手な演技者に見えました。
やっぱりエギナのような妖艶なかんじより
姫的な役の方がすてきかな、と思いました。
「ファラオ」はフィーリンとツィスカリーゼでしか見たこと無かったので
スクヴォルツォフは多少たんぱくな印象でしたがそれなりに良かったです。
すごく気になったのがコールドの人たちが
舞台の上でおしゃべりをしていることです。
たってるだけの時など暇なのは分かりますが
ずーーーっと話し声が聞こえていてとても気になりました。
あと照れ笑いをしてるような笑顔で踊る人がいたり、
なんとなく全体的に気合が足りない?とか思ってしまいました。
姫さんの寄稿というと、以前、ネリー・カバヒゼが初演した、新版の「ラ・シル」の舞台評、
日本で配られてる無料のフリーペーパー(dannza)に、全く同じ舞台の公演評が載り、その批評家の公演感想と、ひめさんのご意見、ほぼ全く一緒でした。ご参考まで。
バレエブログというと、どうしても口あたりのいい舞台感想になりがちだし、不特定多数の読み手相手に先入観を与えても、と守りに入りがちで、辛口は書きづらい面もありますが、本音感想は、役に立つ時もあるので、これからも、バランス感覚と本音のブレンドで、自由な語り口が魅力の寄稿を、宜しくお願いします。
そうですね。姫さんの寄稿は的確な評価ですし写真もすばらしいのでありがたい限りです。
NANAさんからも是非日本のバレエの観劇記時々頂ければ幸いです。