ほうらい祭り

鶴来の、ほうらい祭りが、やってくる。これは、金劍宮の祭りである。今年は、10月4日、5日である。この祭りは、800年の伝統がある祭りだ。毎年、作り物か、獅子か、どちらかを各町内交代で、担当し、披露し、町を練り歩くのだ。この祭りになると、鶴来の主婦は、大変だ！ 笹寿司造り・・笹をとってきて、水に浸けて、洗い一枚ずつ、丁寧に拭いて、笹に、ネタ、生姜、寿司めし、桜海老、紺のりをのせ、笹で、くるんで、押箱で、押寿司にするのだ。これを、お客さんの多い家では、4升ものお米で、作るのだ。結構、大変な作業なのである。 この祭りの最中は、どこの家に入って、飲んだり食べたりしても良いので、各家庭で、ご馳走を用意しておかねばならないのだ。特に、本町通り沿いは、来訪者も多く、大変だ。ハナ【祝儀みたいなもの】も、うたなくてはならない。各町内分の祝儀か、お酒などを、用意する。かなりの出費だ！ 祭りの用意って、ほんとに、大変なのに、鶴来の人って、すごく、嬉しそうだよね。と、嫁は言
う。昔は、何も楽しみがないから、年に一度の、一大イベントだったんだろうね。私は、地元出身じゃないから、あまり、ピンとこんけど・・・！笹寿司、作るの、どうしようかなぁ？ 一升だけでも、作ろうか？笹も、買ったら高いしな～！ 迷っちゃうな～！作るのが、大変なら、やめたら？ ほんでも、あれ食べんと、秋になった感じが、せんやろ～？ どうしよ～！(-.-)