東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

韓国を安保同盟国から外せ

2015-03-08 18:55:31 | 戦後70年首相談話
アメリカは韓国の親権者としての責任を自覚せよ。日本にいかなる付け回しをすることも許されない。許しがたい罵詈雑言を浴びせる相手と、なんの謝罪もなしに「仲良くしろ」などという日本国民の神経を逆撫でにするような無神経なことを言ってはならない。日本国民がかかる侮辱を許容すると考えてはならない。アメリカはもし自国がかかる侮辱を受けた時に許すことはあるまい。西部劇でそういう場面は見たことが無い(突飛な比喩で申しかけないが分かるでしょう)。

勿論アメリカが韓国の親権を放棄することは自由である。しかし、その場合でも日本が親権を引き受けるということを期待してはいけない。ま、その場合チャイナが親権を持つのであろう。日本が清国から韓国を解放してやった時まで数千年に渡って半島の親権はチャイナがもっていたのだから、「チャイナ固有の領土」といってもいいんじゃないの。尖閣と違って日本も文句を言わないでしょう。

従って戦後70年目に今後の日本の安全保障を考える時に日米韓という提携は必須の前提条件ではない。日米韓が一体にならないと日本の安全保障は確保されないという考えは現在では亡霊である。厳密詳細な現状認識や再検討を経ない謬見である。

かかる前提で日本の安全保障を考えるのが現実的であるとか、いつまでも日米韓トリオでやるべきだというのは時代遅れである。現実にまったくそぐわないという意味では非現実的である。それは無施策と永続する政策の未決定(すなわち無作為による任務放棄)状態を放任することであり政治の責任が問われることになる。日米韓の安全保障以外は考えられないというのは考え抜かれた政策ではない。間違った、時代遅れの固定観念である。首相は有識者会議に諮問したが、この問題はその場で十分な時間をとって検討すべきである。すでにそう言う考え方を表明した本も有る。それが合理的で唯一の方策で有るかは分からないが、検討すべき問題である(普遊社新書 誅韓論)。