東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

すがすがしい菅首相の発声

2020-12-16 07:06:50 | コロナ

 はじめて菅首相の清々しい発声を聞いた。彼の発声の問題は異様に小さい口と薄い唇によるものと思っていたが、このほどのGOTOの停止の記者会見では極めて歯切れがよく、力強く別人のようであった。やれば出来るんじゃないか。吹っ切れた感じだった。

 それとも、二階老狐のくびきをようやく脱したということだろうか。二階は旅行業界の政界の関連組織のカシラだそうだ。菅首相が医師会などの強い要請をのらりくらりとかわしていて、マスコミでは「首相は頑固」と書いていたが、二階親分の顔色を窺っていたようだ。そういえば、二階の口も小さいね、それも男性には珍しいおちょぼ口である。ああいうのは怖いらしい。

 一連の政府の対応で違和感を与えていたのは、コロナ施策でもっぱら西村大臣がでずっぱりだったことだ。もちろんコロナの経済にあたえる影響を考えなければならないが、本来は厚生労働大臣の所管だろう。ところが厚労大臣が出てくることはほとんどなかった。国交省大臣はまれに出てきた。これは具体的施策が絡むから当然だ。

 あとはもっぱら地方のクビ長たちである。これも分かるが、厚労大臣が出てこないのは異様である。彼は利口で内閣での立場が分かっていたのかな。

 


コロナウイールスの尿道への旅

2020-12-07 16:08:31 | コロナ

 むかし、中学の実験ではアメーバーは動いていたと記憶している。もちろんウイルスや細菌はアメーバーとは違うんだろうが。

 いやさ、動物でも植物でもないのだろう。そんなことは分かっているがね。細菌一般あるいはウイールス一般として考えてみてもいいが、やつらは動くの? つまり自動性があるのかいな、という疑問。例えば手に接触して皮膚についたとしべえ。皮膚はウイールスを透過しないという。それはいい。

 粘膜は透過するという。これは自動性といえるか、単なる化学反応なのか。疫学専門家、病理学者は分かっているのかな。大きくでたね、我ながら。すません。

 某テレビでションベンをする前に神経質に手を洗う男の話題があった。そいつはコロナが性器に憑くと、いや付くと言ったほうがいいのかな、嫌だからというそうだ。大学入試用の回答としてはどうなのかな。

 コロナウイルスは感染者から離れてもしばらく生きているという。とするとだね、その数時間?の間に尺取虫のように這って動くのかい。とするとペニスの皮膚部分に付着したコロナウイールスは尿道に達する可能性があるぜ。そうするとションベンをする前とした後でごしごしやるのが正解かな。

 それじゃなくても歩けば必然的にパンツがこすれて表面のウイールスが粘膜部分に運ばれて到達する可能性もある。病理学者が一般人に説明してほしいのはウイールスは体内に入るまではまったく自動性がないのか。それとも、一部のウイールスには自動性があるが、コロナは違うとか。そして細菌の場合は別に、あるいは個々に考えなければなるまい。

 どうも専門家つまり医者の話を聞いていると、自動性がないみたいな話をしている。ほんとかいな。それなら自動性の疑問にはっきりと答えるべきだ。

 彼ら医者の話を聞いていると、ウイールスには自動性は全くなく、たまたま粘膜部分から透過して体内に入る(つまり感染する)。そして体内に入れば血液をはじめ各種体液に運ばれて肺などに到達する、ということを前提にしているようだが、それでいいのか。

 すいません、詰問調になって。

 


ヤクザなNHK報道局

2020-12-03 08:14:16 | コロナ

 まずヤクザの語釈から始めよう。最近は無学な人間が多いからね。

ヤクザな、いうことは役に立たない、あるいは、まともではない、というのが辞書に出ている第一の語釈である。わたしの辞書では少なくともそうなっている。博徒とか、ならずもの、無頼漢あるいは現代の暴力団という意味は第二の語釈である。愛読者諸氏諸嬢におかれては、以下述べることは正調な語釈の意味ととられたい。

 さて、今朝7時のNHKニュースである。コロナ禍で顧客のストレスが溜まり、スーパーやコンビニの店員に暴言を吐いたりする人間が増えたという趣旨で番組を引っ張っていた。それはいいんだよ。だが、店側、店員側の対応に非常に問題が多いことを取材していない。NHKの報道局がヤクザな証拠である。

 店側に不快感を持ってストレスをためている顧客は非常に多い。大多数の顧客は不快感を店に対して持っている。ただ、暴言を浴びせたり、パーティションを引き裂いたりするまで行為に表す人は少ないというだけだ。

 今朝のニュースで映像を流していたのは、顧客が店員と客の間にある透明の垂れ幕を払いのけたという映像だった。ビニールのカーテンを垂らすのはいい。しかし、顧客が品物を受け取ったり、料金を現金や電子マネーで払うときにそのビニールに触らざるを得ないほどの低さまで垂らしている店が多い。あれは非常に不潔感がある。そのビニールは不特定多数の人間が触る。まるでコロナ感染を推奨しているようなものだ。無神経極まりない。もっともビニール幕を30分ごとに取り換えて消毒していればまだ我慢が出来るが。

 最近ではタクシーでも運転手と客席の間にビニールを垂らしているが、ひどいのは客が料金皿や電子マネーの端末に触れられないほど、垂らしているのがある。しかもタクシーの場合客の汚い手垢でビニールが汚れて前が見えないくらい汚れている。何か月も洗わないのだろう。そういえば、この間、ある地方で乗ったミニバスでは床までビニールが垂れていて、しかも料金投入箱がはるか上にある。どうやってコインを入れるんだ。無神経な地方公共団体だ。その時はしょうがないからアンダースローでコインを投げ込んだ。コインは的を外れて床に落ちたので運転手に拾わせた。

 それと、これは前に何回か書いたが、ペットボトルのドリンクを買うと、店員が汚い手で飲み口をつかむ。スーパーやコンビニで一番不潔なのは店員の手だ。本人の手は手袋をして守られているが、商品や現金を扱う手袋は細菌やウイールスの共同住宅である。この点は何回か指摘したせいか、少し改善されてきた。スポット調査では二割がた改善されたが、大多数は元のままである。最近はレジに持って行って、店員の手元を注視する。飲み口をわし掴みしてバーコードを読んだら、「気が変わったからそのドリンクは買わない」と言うことにしている。

 それと、スーパーやコンビニの店員の手袋の色は業界で談合でもして決めたのか例外なく青色だ。青だと汚れても目立たないからだろう。ウイールス対策なら、病院と同じく白い手袋にするのが当たり前ではないか。すぐに汚れが目立って取り換えなければならなくなるから嫌なのか。

 スーパーやコンビニの店員(より適切に言えばその経営者)は被害者ではなく加害者である。

 

 

 

 


「王キ外相の暴言」

2020-12-02 09:13:26 | 東アジアの悪友

 政治家か外交官か知らないが、発言の批判には状況や背景が同時に報道される必要がある。日本のマスコミにはこういう常識がない。王キが茂木外務大臣との会談の後の共同記者会見で、尖閣はシナの領土だから、そこに入り込む日本漁船を取り締まるのは当然だと「暴言」したというのだね。

 記者会見だから、記者の質問に答えたのか、それとも彼の最初のコメントで言ったのか。それによって批評の仕方も違ってくる。どうも記者の質問に答えてというふうに感じたがどうだろうか。そうすると、どこの記者がつまり日本の記者か、シナの記者なのか、あるいは第三国の例えば欧州の記者が質問したのか。そうして、その記者はどういう質問をしたのかは少なくとも報道すべきである。シナの記者なら「やらせ」であるし、日本の記者なら「詰問」だろう(希望的観測かな)。また第三国の記者なら単なる「好奇心」であろう。

 それより先に外務省や茂木が共同記者会見を開催したというセンスのなさが指摘される。当然、今回のような成り行きは予測されたわけで、なぜ共同記者会見を開くのか。必要性は全くない。まさか日本側が提案したのではあるまいな。シナ側が要求したのなら断るのが常識だろう。別に外交儀礼に抵触することはあるまい。そして極めつけは茂木がその場で反論をするとか、発言に釘をさすなどの絶対不可欠な対応をしていないことである。

 茂木氏は安部トランプの相合傘の庇護のもとで事務折衝をこなしたというので再任されたようだが、シナ相手の外交の修羅場では幼児のような対応しかできない。あんな記者質問が出るようなら、そうして常識でそれは十分予測可能なのだから、記者会見などすべきではないし、即座に茂木は反応しなければならない。しかも時日がそれ以降たっているのに、茂木は勿論外務省も何ら反応していない。これを見たアメリカ民主党政権はどう思うか。尖閣で本腰を入れて日本に肩入れすることはあるまい。この辺の重大性を認識しているのか。菅首相が外相に対応を指示したということも報道されていない。

 菅首相といえば、あの発言の後王キと会見している。前々から王キが表敬したいと言っていたらしいが、首相は会うべきではなかった。国会での答弁も忙しいときだし、いくらでも口実をつけて拒否できるのに、不快感、抗議の意思も示さずにコロナ流握手の映像をテレビで垂れ流していた。やれやれ、前途多難だぜ。