ノートルダム大聖堂を美術館と呼ぶのはおかしいが、アントワープ王立美術館の協力で、ギルドごとに祭壇画を飾るという試みをしている。多くの、異なった画家の祭壇画を見る良い機会であり、また、祭壇画の背面の絵をじっくりと見ることができるチャンスである。
実際の展示方法は、副陣と本陣との間にある各大柱の前に祭壇画を置くという方式である。
これは、中世のオリジナルな祈祷方式に戻すという試みである。各ギルドの祭壇画の中で、ルーベンスがひときわ目立った。これは、単に絵が大きいだけで無く、光の使い方が、劇的であることが大きい。
個人的には、このような配置は大聖堂の、荘厳さを損なうように感じた。
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