Moritarei2000の美術探訪

美術(絵画、工芸品)と美術館に関する探訪を主体に、
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外国の美術館での、日本の美術品の取扱 4 オランダと出島

2017年01月04日 | 海外美術館の日本の取扱い

今回も、前回と同じアムステルダム国立美術館である。

出島はオランダにとって、特別な意味を持っている。

1800年初頭に、オランダはナポレオンに征服されフランスの直轄地となり、さらに、フランスと対立する英国が

オランダの植民地を征服し支配下に置いた。これにより、一部の海外の要塞を除き、世界からオランダの国旗が消えた。

このとき、唯一、オランダの国旗を揚げ続けたのが出島である。しかも、英国の攻撃を撃退したのである。

当然のこととして、オランダ国旗を掲げた出島の模型が展示されている。

その他、かなりの展示スペースをとって、日本の美術品が展示されている。南蛮屏風や、抹茶壷などは展示されている。

 

 



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