冷汗

　先日の事
風呂場の蛍光灯が不具合になった。
ケースを外してみると、両わきとも黒ずんでいる。
かなり年数が経っているようだ。
この蛍光管を持って、Y電器に行った。
店員に同型の管を探してもらった。
旧いので、あるかどうかも不安でもあった。
これですと、手渡してくれた。
一安心。これがいけなかった。
これを持って、車にもどった。これせっかちな自分の性格。
なにか変だと感じた。
そうだ代金を未だ払っていない。

急いで引き返してレジで支払いを済ませ、事の次第を店員に説明。
人様の品物をかすめる気持ちは毛頭ない。

はじめ、店を出る際に注意され無かったものだ。

胸をなで下ろした。外気温は氷点下であるが、汗が出る思いであった。
高齢化の波の中、この様な例が多くなるかもしれない。
高齢者の中で万引きとしてとがめられた時に、自分の様な例もあるかも知れない。

蛍光管を取り替えて落ち着いた風呂場となった。

朝の散歩

朝の散歩
8時過ぎ、返事の年賀状を出しに局まで歩いた。雪を道の両側に押しのけた様な雪道。人と人とが交差すると互いに接触する様な狭い所もある。心持ち寄ってくれれば良いのだが、イノシシの如く相手かまわず突進してくる乱雑な男もいる。一方、こちらから少しよけていると、すみません　と会釈する方もいる。狭い雪道、お互いに思いやりの気持ちが欲しいものだ。
零下の気温の下では、始めのうちは肩が強張っていた様な感じであるかが、体が自然と温まる頃になると、どことなく楽な感じになる。緊張している筋肉がほぐれる様な感じである。恐らく、毛細血管の血流が盛んになったのであろう。
散歩は、体にも気持にも良いものである。そのような気がする。