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箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

森での川遊び!

2020-08-26 | *編集・夏/8月

森での川遊び!

 箕面ビジターセンターのある、政の茶屋園地の東側に、

バーベキューのできる(予約制) もみじ広場があります。

 

やっと来た感のする、真夏のカンカン照り・・・

とはいえ、木蔭は涼しく、さぞかし沢山の家族連れで賑わって

いるだろうな・・・ と思いきや、

前を通ると一組もいません・・・?

暑すぎるのかな?

それとも連日の曇天に、予約が入れられなかったのかな?

いい季節なのに不思議な思いです。

 

私は自然3号路の癒しの森から下りてくると、そのもみじ広場の

横にある木蔭の丸太ベンチで、お昼を食べる事にしました。

相変わらず木蔭に入ると、涼しい風が爽やかです。

 

前を流れる箕面渓流・・・

岩と岩間を白いしぶきをあげて流れるその動きに、しばし見入って

しまいました・・・

小さな流れですが、私の好きな流れと共に、時が流れます。

もみじの小枝が川面に掛かり、その白い渓流と、真緑の可愛い

葉の色とが対比し、合致し、一体となって、実に絵になる光景を

かもし出しています・・・

 

小さな子供連れの若夫婦がやってきました・・・

その川の中へ入ろうと試みていますが・・・

見ていると、ここからは無理! のようなので、先の橋を渡り、

対岸から挑戦しようとしています。

 

昼食にします・・・

私は今朝、自分でおにぎりもコーヒーも作れなかったので、

今日は珍しくコンビニ寿司と飲料を買ってきました・・・

酢のきいた寿司を口に運びながら、先ほどの家族連れを何となく

眺めていました。

今日は休日なのに、この広い空間に不思議なことに、私とあの家族

だけなのですから・・・?

 

やがて、川への降り口を見つけたお父さんが先ず下に降り、二人の

子供を降ろすと、今度はお母さんの手を取って、抱きかかえるように

して川に降りました・・・  やった!

子供たちは大喜びです・・・

喜んだ子供たちは早速水をかけ合い始めました・・・

そこへお父さんも入って、見る間にみんなびしょ濡れです。

それでも、カメラを構えるお母さんはニコニコして見守っています。

いい光景です・・・

 

楽しそうな家族の響きが、森にこだましています・・・

自然の中で思い切り遊べる子供たちは嬉しそうです。

そんな子供たちと一緒になって遊べるお父さんとお母さん!

伸びやかで、いい家族です・・・

  

そんな光景を見とれている間に、箸で持ったままのいなり寿司を一個

うっかりと下に落としてしまいました(笑)

拾うつもりでしゃがむと・・・

もうアリたちが ごちそうだ! とばかりに群がってきています・・・

働いているアリさんに、少しだけ残して置きました。

 

人一倍汗かきの私が、まだタオルを使っていないのが不思議な

ぐらいに、木蔭の風が爽やかです。

私は丸太ベンチの上で仰向けになり、大の字になりました・・・

真っ青な空には、大きな真っ白い雲がポッカリと浮かんでいて

ゆっくりと動いています。

時折り風が吹くたびに樹木が揺れ動き、暑い太陽の木漏れ日が

時折り顔を照らします・・・ きもちいいな~

ウト ウト として目が仲良くなってしまい、まどろんできました・・・

なんといういい気分~ まさに至福のひと時です・・・ 

 

少し寝込んでしまいました・・・(笑) 

起き上がって先ほどの家族を見ると・・・

思い思いにまだ川の中ではしゃいでいます・・・ いいな!

私もかつての若き日々の子供たちとの出来事を、懐かしく想い出して

いました・・・

いま この時を 精一杯楽しんで・・・! 

 

私は川遊びに興じる、若き家族にそうつぶやいていました。

 

嬉しそうな子供たちは勿論、いい家族の思い出になる事でしょう。

 

森の中での癒しと想い・・・

小さなできごとから、今日も箕面の森は、そんな私の心を満たして

くれました・・・

ヒグラシの大きな鳴声が、森にこだましています・・・

 09-8-8(2) (完)

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