箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

勝尾寺の裏山ハイキング!

2013-03-11 | 箕面・春のハイキングガイド

勝尾寺の裏山ハイキング!

 

 

善福寺から見る粟生地区、

この地の歴史や旧跡を巡る散策も楽しそうだが・・・

今日はここから旧勝尾寺街道(今は府道・茨木能勢線)にて車で

一気に勝尾寺園地まで上る。

ここから勝尾寺裏山を巡りたいが今日の天気予報は雨・・・

さていかに?

 

 

 

  (勝尾寺園地駐車場<無料>・10.30発)

  自然8号路<J-1>--分岐点を右の山裾道へ--東海自然歩道と合流

  --証如峰--裏山園地--<F-5>から勝尾寺裏山を南下--二階堂--

  勝尾寺本堂--寺庭巡り--  (横の駐車場 2時着)

 

 

   小さな写真はクリックすると拡大します)

 

 

善福寺からみる旧勝尾寺街道

 

箕面・粟生地区(左はガラシア病院、右は阪大・箕面キャンパス)

 

善福寺と周辺の風景

      

 

 

府道を一気に勝尾寺園地へ <J-1>から自然8号路へ

 

杉林、竹林を経て曲がり道を上る

      

 

分岐点から右山裾道を上る

       

 

樹間から双眼鏡で見ると街が見える

 

彩都(箕面国際文化公園都市)の開発地だ

 

ヒノキ林の間伐作業が続く 

(この沢山の廃材は何か利用できないのかな?)

 

東海自然歩道に合流 <F-4>から泉原へ向かうが雨で引き返す

 

尾根道のコバノミツバツツジ 少し芽が顔を出している

 

勝尾寺上人様の墓地と裏山園地

      

 

証如峰を経て<F-5>から勝尾寺裏山を南下

(逆に下りると清水谷方面へ)

 

裏山には大木が多くある

(カヤ、イヌシデ、アカガシ、ヒノキ・・・等々)

      

 

      

 

二階堂裏手にでる

 

鎌倉時代の後の法然上人も見たであろう? 雨もやの景色

 

二階堂から山門を見る

 

もみじの大木ももうすぐ芽を覚ましそうだが・・・?

 

今日の勝尾寺参拝風景

       

 

      

 

 

まだ冬枯れの寺庭だが、もうすぐ花でいっぱいに埋まるだろう

 

      

 

       

 

      

 

  

 

 

山門横から見た二階堂(中央右手)と本堂(左手)

 

  

 

 ( 最近は箕面の山の主要地点に、箕面市と消防が記号で

   表示板を立ててくれています。 

   <みのお・F-1> とかでね。

   もしもの事故、災害時にはその<記号>を通報すれば、

   すぐ行政も場所が把握できという便利なものです。 

   <記号>の入った地図(箕面の森ハイキングマップ)は

   駅前の箕面観光案内所で言えば無料で貰えますので、

   箕面のハイキングを楽しまれる方は

   是非常備されることをおすすめします)

 

  


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

外院の里に春を見つけに~

2013-03-11 | 箕面・春のハイキングガイド

外院の里に春を見つけに~

 

 

今日は箕面・外院の山里で小さな春を見つけに出かけました。

暖かい日差しを浴び、上着を脱いで春風に吹かれていると、

大きなクシャミを一発!

どうやらこれは寒いというよりも、いつもの花粉の影響かもしれません・・・

 

二時間半ほど、ノンビリと山里の風情を味わいました。

田畑には白いナズナやハコベ、ノビルなどの野草が咲き、

土手や畦道には紫色したホトケノザ、カギドオシ?、

黄色いタンポポにリュウキンカ、キツネノボタンか?

それに薄紫のオオイヌノフグリなどが咲いています。

 

黄色いサンシュユの木、梅や水仙も咲き、桜の蕾が少し膨らんでいます。

まだ寒い日も続くものの、これから日毎にいろんな野草や木々が花を

咲かせることでしょう。

 

 

外院の鎮守の森

 

 

その周辺の田畑から

 

 

オオイヌノフグリ 

* 犬のふぐりとはすごい名前だが、別名・星のワルツのほうが似合う。

   花言葉は 「子供に恵まれる」 とか。

 

 

この先から森へ・・・

右(東側)は 「あたごの森」 へ

 

まっすぐは 「ウツギ谷」 へ、 左(西側)は 「外院の森」 

 

戻って 「旧参道」 へ  

   

 

 

ヤマガキの新芽はまだか?

 

 

外院池へ

 

 

 

池堤から見る西南方向と千里中央の街

 

南側の一望 

 

東側(粟生間谷)の 大阪大学・箕面キャンパス を遠望

 

 

ここより旧参道へ  山越えして勝尾寺へ

 

 

再び戻って東側の山道へ  レンタルファームがある

 

サンシュユ (日本名・春黄金花--はるこがねばな)

 * 秋に赤く熟す実は漢方では滋養強壮に効果があるとされ

   果実酒などに利用されるとか。

 

桜の蕾

 

梅林も

 

春はもうすぐそこに・・・

 

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

森は油断大敵!

2013-03-04 | 箕面・春のハイキングガイド

 

森は油断大敵!

 

 

今日は新稲・小川口から憩いの丘へ上り、東尾根から

水沢の谷へ下りてみました。

 

 

10年前にこの下で道に迷い、急斜面を転げるように

谷底へ落ちた苦い体験を思い出します。

 

 

山道沿いに大きな老木が倒れています・・・

見ると根元が朽ち、倒れ裂けた所はまだ新しく

数日前のような傷口です。

 

広葉樹が葉のない枝をいっぱいに広げ、その合間から

林床には太陽がいっぱい降りそそいでいます。

 

谷間を下り、見覚えのある所から再び上がり、

突き当たりが二手に分かれていたので自然と左の道を進む。

やがて道がだんだんと狭くなり、細く獣道のようになって

我に返ったときはもう急斜面を滑っていた・・・

 

 

あれ? おかしいな? まさか? そんなはずは無い!?

 

と思いつつも、とうとうまたも急斜面を転がるように

下の谷川まで落ちてしまった・・・またやってしまった!

幸い擦り傷ぐらいで怪我はなしだったが・・・

 

あの時は真夏で、とにかく泥まみれになった体を谷川で洗い、

ふっと回りを見るとヤブ蚊の大群が・・・

慌てて岩場の谷川をジャブジャブと下流へ逃げたが・・・

やがて目の前に大きな砂防ダムで行く手を阻まれ

一瞬パニック!

しかし幸い横手に細い獣道を見つけ、やっとの思いで

這い上がった・・・

ダムの上から下を見れば、すぐ下は先ほど上がってきた

小川口ではないか・・・

 

まさかこんな近くで・・・

 

もし谷川に転げ落ち、怪我でもして動けなくなったら?

ケイタイは圏外でつながらず、まして人が通る所でもなく

このダム壁一つで遭難事だと ぞっとしたものだが・・・

 

それがまた同じ事をやってしまった。

 

今度も幸い怪我もなく、慣れた? 道を戻って事なきをえた

ものの、なぜ同じ道を迷ってしまったのだろうか?

どうにかなるといった慣れた安易な自信が、

緊張感を緩ませてしまったようです。

  

砂防ダム堤防、下穴は通り抜けできない。やっと上に!

 

小川口に戻り、汗と冷や汗も一緒にぬぐいながら 

ホッと一休みしていると・・・

後方から何やらゴソゴソと音が近づいてくる・・・

何だ!?

 

一瞬緊張して振り向くと・・・

猟銃? を手に、二人の男性がぬっと現れた・・・

人か!

背中には 「鳥獣害対策チーム・箕面市」 とオレンジの

ベストに表示がありました。

 

新聞記事には、エアガンを使ってシカなどの害獣を追う

府内初の試みとかあったけど・・・

もし私があの斜面を転がるように下りていた時、

害獣と間違えられて撃たれなくてよかった・・・

本当に山の中では何があるか分かりません。

 

 

以前、箕面の山中で2件の悲しい事故を聞きました。

いずれも一人歩きのベテランハイカーが、ちょっとの油断で

事故で亡くなったとの事・・・ 全く他人事ではありません。

 

新稲の里に下りてくれば、朝と変わらない穏やかな日和です。

 

いつもノンキなドンカメも、今日は心を引き締めた一日でした。

 

全く山や森の自然には 油断大敵! です。

 

  

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする