箕面の森の小さなできごと&四季の風景 *みのおハイキングガイド 

明治の森・箕面国定公園の散策日誌から
みのおの山々を歩き始めて三千余回、季節の小さな風景を綴ってます 頑爺<肇&K>

楽画記! ‘13-10月

2013-10-31 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<堂屋敷山から川西方面をみる>

‘13-10-9  (242)

 

<秋近し真夏と秋のせめぎ合い>

 

真っ青な空に白い雲が秋らしい・・・

10月に入っても30数℃と真夏日が続いている。

山の中ではヤマザクラの黄葉が舞い散るようになった。

 

 

 

<北摂霊園から明ケ田尾山を望む>

‘13-10-18  (243)

 

<台風過 秋が駆け足やってくる>

 

台風一過 急に秋がやってきた感がする。

落葉樹も一気に色づき、強い風に乱舞している。

山全体が黄葉化しだした・・・

 

 

 

<刈入れ前の新稲の稲田>

‘13-10-19  (244)

 

<スズメ立つ刈入れ時の稲田かな>

 

近づくとスズメの大群が一斉に飛び立つ・・・

刈入れ前の稲田は黄金色一色だ。

遠くのビル郡と見比べる・・・

 

 

 

<刈入れ終わった新稲の稲田>

‘13-10-23  (245)

 

 

 

<ついばみつ落穂ひろいのスズメかな>

 

数日前まで稲穂が実っていた田は、きれいに刈り取られ

藁が干されている・・・ 実りの秋を実感する。

落穂をスズメがついばんでいる・・・ 美味かろう

 

 

 

<教学の森にじいろ展望所から>

‘13-10-27  (246)

 

 

山の中の野外活動センターから千里の街を望む・・・

街の葉も色づいてきたようだ。

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箕面ビジターセンターを基点に森の散策へ!

2013-10-25 | 箕面・秋のハイキングガイド

(箕面ビジターセンターを基点に森の散策)

黄葉の森へ!  (1) 

 

 

今朝は快晴です!

箕面ビジターセンターを基点に、気持ちのいい自然4号路を

勝尾寺方面へ向かいます。

 

しかし途中から急に曇天に小雨・・・

しばらくするとまた晴れたり~ と、天候がころころ変わる秋の空です。

 

見上げれば黄葉が始まり、秋風と共にハラハラと舞い落ちる風景が

秋を実感させてくれます。

あと数週間もすれば今度はモミジの紅葉が始まり、

箕面の森も賑やかになることでしょう。

 

 

  * 箕面ビジターセンター(10時発~)--自然4号路--

    勝尾寺--東海自然歩道--清水谷--箕面川ダム湖--

    ビジターセンター (2時 着)

 

 

      写真をクリックすると拡大します)

 

 

東海自然歩道の西の起点  箕面ビジターセンター前からスタート 

       

(右の自然4号路へ  斜面をずり落ちそうな大岩)

 

 

かんたん橋(陸橋)を超えて森に入る

      

 

 

すぐに黄葉の木々が迎えてくれます

      

 

      

(トウカエデ、ウラジロノキ、ヤマハゼ、リョウブ、ヤマザクラなどなど)

 

 

朝露に濡れた山道を上る  冷たい空気が気持ちいい 

       

 

        

 

 

ここより北(左)の林道へ

      

(タムシバ、ツタ、ユリノキ、ヌルデ、ハリエンジュなども見える)

 

 

森が開けて青空が見えます

      

 

 

倒木の根の上にコケが生えている

         

 

 

山道沿いに咲く花

      

 

 

面白い木々の面々

      

  

 

イノシシ防止柵を開け、裏山から勝尾寺境内へ入ります

   

 

   

 

         

(奥の院の西側から)

 

 

今日の西国23番札所 <勝尾寺> 境内  

    

 

      

 

     

 

      

(モミジの紅葉はもう少しのようだが~) 

 

 

   

 

       

   

    

  

   

法然上人第五番霊場 <二階堂> 前からの眺め 

    

 

       

(大ケヤキが黄葉する) 

 

 

二階堂 裏山からの眺め

 

 

      

   

 

(2) へ続く・・・

     勝尾寺裏山道から東海自然歩道、清水谷へ向かいます

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄葉の森へ! (2)

2013-10-25 | 箕面・秋のハイキングガイド

(箕面ビジターセンターを基点に森の散策へ) 

(2)  黄葉の森へ!  

 

                   (1) から続く・・・

 

 

      写真をクリックすると拡大します)

 

 

 

勝尾寺裏山道を上り東海自然歩道に出る

      

 

 

最勝ヶ峰(535.5m)にて一休み   

     

(遠望する山並みは奈良の生駒山)

 

 

最勝ヶ峰にある 鎌倉時代の<開成皇子の墓>   

      

 

 

東海自然歩道を南下  小雨が上がり再び太陽が出る

           

 

 

 途中から清水谷へ下る

      

 

 

清水谷に下ったとたんにまた雨になる

      

 

          

(小さな花がいっぱい咲いている)

 

  

大岩に張り付く大ケヤキ・・・今日も元気な姿!

    

 

   

随所で秋の実りをみる 

      

  

 

府道沿いに南下  遊歩道からみる

      

 

      

 

 

箕面川ダム湖の東側から  釣り人もいるが~

 

      

 

 

湖周路からみる秋の風情

   

 

      

 

        

 

 

湖堤から南の眺め

      

 

 

 箕面ビジターセンターへ到着

      

 

      

(一部 もみじが紅葉している)

 

 

まもなく箕面の森の一大イベント? 紅葉の季節が始まります。

交通規制も始まり、いつもその人出の多さには圧倒されますが、

不思議と滝道やドライブウエイ以外のいつも歩く森の中は

そんなに大きな変化は無いのですが・・・

 

森の散策にいい季節となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箕面・鉢伏山へ

2013-10-24 | 箕面・秋のハイキングガイド

箕面・鉢伏山へ

 

 

今日は朝から小雨模様です。

しかし薄明かりも見えてきたので鉢伏山へでかけました。

お天気であれば明ヶ田尾山、長谷山、堂屋敷山へと登る予定でしたが、

途中一時の大雨に諦めました。

秋が着々と歩を進めているようです。

 

 

  ( 写真をクリックすると拡大へ)

 

 

基点のExpo’90みのお記念の森へは一番乗りです

      

 

      

 

 

花の谷から展望塔へ

      

 

       

 

 

オオクワガタの棲める森作りがなされています

       

 

 

展望等からみる景色  厚い雲と霧に覆われて山頂が見えない

       

 

       

(右は堂屋敷山、左は長谷山だが~)

 

 

西側は霧が少し晴れ、川西方面を遠望できます

      

 

 

これから登る予定の鉢伏山も山頂が見えない

      

 

芝生広場で一休み

      

 

 

しばらくして急に雲が去り青空が~ ラッキー!

      

(しかしすぐにまた森は雲に覆われた~)

 

 

おおさか自然歩道に入り山道を上る

      

 

 

森は少しづつ黄葉してきました

      

 

           

 (ヤマザクラ、コバノミツバツツジ、カエデ、ウラジロノキ、ケヤキ、

  エノキ、コナラなどなど~)

 

 

松枯れ、倒木、枯れ木が目に付く   森の新陳代謝を見るおもい

      

 

      

 

 

鉢伏山(604.0m)到着   いつくかのプレートを見る

      

(76才の方も! 私もまだ楽しめるのかと想像すると嬉しい)

紅葉、黄葉・・・少しづつ秋の歩がすすむ・・・

 

 

明ヶ田尾山方面へ向かいます

       

 

       

 

 

雷と突然の大雨に引き返す

     

 

      

 

 

四反田谷の方から突然キャー、ギャー、ギャーとサル達の争う鳴き声が

森に響く・・・ 

        

 

        

 (双眼鏡で見ると数十匹の猿群れが移動中のようだ

  遠くてデジカメでは撮れなかったが数匹がサービスで?

  近くに来てくれた)

 

 

徐々に深まる秋の光景 

      

 

      

 

 

帰路 尾根道で一休みをしていると可愛いリス(ニホンリス)がいた  

ドングリを備蓄中かな?   空ではトビが獲物を狙っている?

         

  

 

突然の雷と大雨に早々に下山しました。

下山すると局地的だったのか? もうすっかりと雨はあがり気配すら

感じません?

季節の移り目は天候が不順だから気をつけたいものです。

往復150分ほどの森の散策を楽しみましたが、一雨ごとに秋の風が

冷たく感じるようになりました。

 

  

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウツギ谷から外院の里めぐり!

2013-10-21 | 箕面・秋のハイキングガイド

ウツギ谷から外院の里めぐり!

 

 

昨夜から今朝にかけての大雨も上がり、予報では夕方までは

曇り空とのことなのでウツギ谷へ出かけました。

しかし、途中から再び雨が降り出したので急遽予定を変更し、旧参道を

下ります・・・

小雨になった外院の里で秋の野花を楽しみました。

 

  ( 写真をクリックすると拡大へ)

 

 

 

久しぶりに外院の帝釈寺に参拝しました

      

 

外院2丁目の交差点から北へ上り、ウツギ谷へ入ります

      

 

谷川の流れにも勢いがあります

      

 

 

しっとり濡れた森をゆっくりと上ります

      

 

      

(今 ジョロウグモが多いです)

 

 

奥の池とウツギ池に立ち寄りました

      

 

      

  

 

途中から雨が本降りとなり、山道が川になってきたので予定を変更

   

 

 

旧参道へ入り下山することにしました

       

 

      

 

 

ここでもいつも小さな谷川が急流になっています

      

 

      

 

 

里に下ると秋が広がっています

      

 

  

大畑前池で一休み

      

 

      

キリキリと甲高い鳴き声に振り向くとカイツブリが泳いでいました。

しばらく見ていると今度は一羽のきれいな鳥が飛んでいく、

見事なコバルト色とオレンジ色した羽根の貴婦人・カワセミでした。

 

 

外院の里も稲刈りが終わりました・・・ 池堤から遠望

      

 

旧参道から外院の里巡りへ 

      

 

 

小雨の降る中 野花が生き生きしていいます

      

 

      

 

      

 

      

 

 

足元を見れば沢山の草花が見えます

       

 

      

 

 

里の秋が深まります

        

 

          

 

 

農園、レンタルファームが広がります

      

 

 

実りの秋を実感です

       

 

      

 

   

コスモスが里の秋を彩っています

 

 

雨の森や里もいいものですが、最近の雨は昔と比べ異常な降り方を

するので、特に山の中では早めに戻るのがいいようです。

 

しっとり濡れた雨の里も、また趣があっていいものですね。

野草が生き生きと花を咲かせているのが印象的でした。

秋はゆっくりと深まっていくようです・・・

 

  ( 写真をクリックし、拡大してご覧ください)

 

 

 

  

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箕面の森のドライブ巡り!

2013-10-17 | 箕面・秋のハイキングガイド

箕面の森のドライブ巡り!

 

 

今日は車で箕面の森を一時間ほど一巡りしました。

随所に秋の風情を感じながらドライブを楽しみます

 

  ( 写真をクリックすると拡大へ)

 

 

箕面ドライブウエイ(府道、豊中亀岡線)の入口付近から

(箕面・平和台方面をみる)

 

 

聖天展望台に立ち寄る 

(あの鷹渡りのときの喧騒はなく一人もいない)

      

 

      

 

      

 (木が茂り遠望しにくいが、東側谷下の瀧安寺付近はほんのり

  黄葉してきている)

 

 

「風の杜」に向かう森の中の<平尾の社>に参拝する

       

 

        

(樹木の間から秋の空が美しい)

 

 

才ヶ原林道に立ち寄る  ススキの白い穂が秋風になびく

 

       

 

             

  

  

勝尾寺園地へ向かう

       

      

      

 

   

(ケヤキが黄葉し、ヤマザクラの葉が舞い散る)

 

 

箕面川ダム湖に立ち寄る  きれいだ!

 

 

五月山ドライブウエイ(市道 箕面・五月山線)へ

 

 

        

(堂屋敷山を背景に川西、箕面・止々呂美方面を望む)

 

 

もう吹く風がかなり冷たくなり、秋も一気に進んでいるようです。

 

      (写真をクリックし、拡大してご覧ください)

 

 

 

 

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

箕面山の霊力・歴史話し!

2013-10-17 | *編集・箕面の森ガイド

箕面山の霊力 ・ 歴史話し!

 

 

今日は地獄谷を登り、こもれびの森から箕面ビジターセンター前に

着くと、一休みをしてから、「東海自然歩道」に入りました・・

最勝ケ峰(535.5m)にある 鎌倉期の開成皇子の墓

(宮内庁管理)を経て、やがて勝尾寺の裏山から「二階堂」横に

下りてきました・・・

 

この二階堂は「法然上人第5番霊場」とのこと。

鎌倉時代に法然上人はここで4年間止住され、念仏三昧に入られた

とか・・・

この時に善導大師の夢のお告げにより、浄土宗本基の戒を授けられ

たと、記されている所です。

私は新装なった勝尾寺山門周辺を一回りした後、再び二階堂へ

戻り、勝尾寺の全景を眺めながら一休みにしました。

 

この地は数千年の昔より箕面山自体の持つ霊力によって、無類の

聖地として崇拝されてき、奈良末期時代の西暦724年に

善仲、善算の両上人がこの山中に草庵を構えたのが始まりと

言いますから、もう1280年も昔の事とて私には想像もつきません。

 

やがて私は自然4号路を戻り、箕面大滝前を経て瀧安寺に下りて

きたので、弁財天を訪ねてみました。

この本尊の弁財天は、日本最初にして最古であると伝えられ、

日本四弁財天の一つとして有名なのだとか・・・

開基は西暦658年に、役行者(えんのぎょうじゃ)が箕面寺

(後に後醍醐天皇の勅額を賜って瀧安寺と改称)を建立したのが

始まりと言われているので、これも1351年も前のことです。

古くから山岳信仰・修験道の根本道場として知られているそうで、

かの空海や日蓮、蓮如などもここで修行したそうですから

すごい所ですね。

 

先日のこと、箕面ビジターセンター横の自然2号路から修験道を

登り、天上ケ岳(499.2m)へ向う途中で、山伏姿の修行僧と

出会いました。

その前は、同じ山伏姿で法螺貝を吹きながら下りてきた修行僧とも

出会いました。

 

この天上ケ岳には瀧安寺・奥の院として、役行者昇天の地としての

山伏姿の銅像があり、大きな石碑がたっています。

数年前にここを通りかかった時、偶然にここでの年一回のお祭りに

遭遇したことがあります。

そしてその時に、そこで偉い高僧の話を聞く機会がありましたが、

私はその説法より、その後の大阪大学の教授と言う方が、科学的に

測定したという 「この山の磁力は相当強い!」 という解説だけが

印象的でした。 

それを聞いたとき以来、この周辺での小便は全くやめに

しましたが・・・ スイマセン! 

 

また瀧安寺は「日本の宝くじの発祥の地」としても有名で、「富くじ」と

呼ばれ、全国に広がっていったのだとか・・・

数年前に大阪商業大学の商業史博物館で開催された

「富くじ博物展」、その当時の瀧安寺の富くじを見せてもらった

事があります。

 

私は帰路に、箕面駅近くの西江寺にも立ち寄ってみました。

ここも西暦658年、役行者によって仏教の修行地として開かれ、

大聖歓喜天と虫供養で有名です。

そして10月3日はその「虫供養万灯会」の日で、盛大な催しが

開かれていました。

 

 

前置きが長くなりましたが、今日のお話はこれからです。

 

私は今日、箕面のお寺巡りをしようとか、そんな事を意識して歩いて

きたわけではないのですが・・・

帰宅して、例によって古本屋で1ドルで買い置きしていた本の中から

一冊を取り出して読んでいました・・・

すると・・・!

偶然手にしたこの本の中から、昔の箕面の歴史話しが出てきた

ので、そこでその本をご紹介方々、箕面山の歴史を少し記して

みたのです。

 

本は、 「旅芸人の風景」(遍歴、流浪、渡世)

                沖浦和光著 (文春新書)

 

今年82歳になる著者が、かつて昔の箕面村に住んでいた事から

始まり、旧東海道と旧山陽道を結ぶ脇往還だった「西国街道」

(今の171号線沿い)を通る遊行者、旅芸人、渡世人、香具師、

行商人、渡職人、遊女など よるべなき漂泊の人生をおくった

道々の者、ワタリ稼業の民族誌・・・ とあり、

それらの人模様から・・・

かつて12世紀の後半、後白河院によって編まれた「梁塵秘抄」

(りゅうじんひしょう)に歌われた「箕面山」と、中世に修験道で名を

知られた勝尾寺、瀧安寺のことなどが記されているのです。

又、明治の後半、急速に変貌していった箕面村や、今の阪急・

箕面線(箕面有馬電気軌道)の変遷なども記されています。

 

ちなみに古来から箕面山は、山岳信仰に基づいて修験者たちが

修行する霊山「九峰」に準じられていたそうですが、他はいずれも

標高1000mを超える巨峰なのに、300m級の低山の箕面山が、

なぜそれに準じていたのか?

その霊力がいかに大きかったか分かります。

 

十四世紀前半に知恩院で作成された「法然上人行状絵図」に、

箕面の山奥にある勝尾寺が描かれていて、山深い渓谷の道を歩く

法然一行の背後に、一条の箕面滝が描かれている・・・ とあります。

修験者たちは山に篭って修行し、滝に打たれながら山の霊気に

感応し、呪力を身につけたとのこと・・・

 

ご存知のように、勝尾寺は「西国三十三ケ所観音巡礼」の23番札所

ですが、これは今人気の「四国八十八ケ所巡拝」よりもずっと古い

歴史があり、その始源は有史以来の熊野信仰であり、縄文、

弥生時代からのアミニズムと、渡来人がもたらした道教や仏教が

複雑に混交しなら形成されたものだと著者は言います。

 

そんな歴史があったからこそ、この箕面大滝周辺は原生のまま

広葉樹林が残り、人里からそんなに遠くないのに野猿が群れ、

豊かな自然が残ったと言えるのでしょうね。

私はそんな歴史のある箕面の森とは深く知らずに歩いて

きましたが、改めてその歴史の変遷をかみしめた次第です。

 

しかし、偶然 手に取ったこの古本の帯びコピーに・・・

「定めなき浮世、道に生き、道に死す・・・」 とあり、この定めなき

よるべなき漂泊の遊芸民という言葉に親しみを覚え、もしかしたら

私の前世のような気がして買い求めたのですが・・・ 

 

1ドル本も探せば、まだまだ面白い発見がありそうなので、

当分 私の古本屋通いもやめられません・・・

 

 

 

 

 

 

 

('09-10-5 - 再掲)

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽画記! ‘13-9月

2013-10-03 | *みのおの森の小さな楽画記 !

 

 

<箕面大瀧>

‘13-9-2  (237)

<大瀧に激しくゆれるモミジ枝>

 

ここ数日の雨で滝の流れは激しくダイナミックだ。

傘をさしてスケッチするにも爆風でままならない・・・

人影もなく、ただ大瀧だけが生きている龍のように雄叫びをあげる。

モミジの枝が激しく揺れている。

 

 

 

<新稲の稲田>

‘13-9-4  (238)

<実る穂にたたきつけるな天の雨>

 

今日も季節はずれの大雨・・・ また台風が来るという。

新稲の稲田が広がる・・・ 今年も豊作か。

雨もよし、でも最近は少し異常気象のようだ。

後もう少しで刈入れ・・・ それまでにお天気が回復しますように。

 

 

 

<自然2号路山中にて>

‘13-9-13  (239)

<横たわる朽ちた巨木に秋来る>

 

山を登っていくと、斜面に倒木が朽ちて横たわっていた。

なぜか心惹かれるものがあり、今日の落書きスケッチとした。

黄葉が落ちてきた・・・ 初秋の森。

 

 

 

<箕面川ダム湖堤からみる府道>

‘13-9-20  (240)

<静かなる秋空響く街宣車>

 

府道の左方に箕面トンネルがある。

池堤の花がきれいだ。

初秋の空が澄み切って、真っ白い雲との対比が美しい。

街宣車が大ボリュームで演説の練習中?  

 

 

 

<高山道から>

‘13-9-27  (241)

<赤色が映える山里彼岸花>

 

農道に咲く彼岸花もそろそろ店じまいの様子。

緑の反対色の赤色が点在し目を引く。

彼岸花が終わると、次はどんな草花が咲いてくれるだろう・・・

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の新稲の里から!

2013-10-03 | 箕面・秋のハイキングガイド

秋の新稲の里から!

 

 

気持ちのいい秋空が広がる・・・

箕面・桜、桜井、桜ヶ丘の街から、新稲の山里へとゆっくり

歩いていると、キンモクセイの麗しい香りがあちこちから漂ってきます。

この深い香りを嗅ぐともうすっかりと秋を実感です。

稲穂の垂れる畦道を散歩しながら、至福のひと時です・・・

       

 

  ( 写真をクリックすると拡大へ)

 

 

箕面川沿いの花々  見ればいろんな種類の花が咲いている

       

 

          

 

 

ムラサキシキブも川沿いに

   

 

 

白彼岸花も

   

 

 

親水公園から  サクラも黄葉に    秋の空がきれいだ!

        

 

 

稲穂が垂れる稲田  遠くは箕面船場、千里のビル群

        

 

 

畦道を歩く  穏やかな昼下がり・・・

         

  

 

見上げれば白い秋の雲   雄大な気持ちになる

      

 

      

 

      

 

 

野花が美しく咲いている  晩夏の花か初秋の花か?

      

 

      

 

      

 

      

 

 

足元を見ればこんなにもきれいな草花が咲いている 

      

 

       

 

      

 

           

 

  

 

めっきり吹く風も涼しくなりスズムシ、コオロギなど秋の虫が

美しいメロディを奏でています・・・

沢山の野草も花を咲かせ実をつけています。

 

季節は確実に秋に向かっているようですよ・・・ 

  

 

 


  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする