コーギー,三浦知良,CHAGE and ASKA,織田哲郎,氷室京介
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モナリザの背中よりも



ちょっと時期遅れだけど気になってたんで書いて見ます。

えーと、われらが日本代表は一番乗りでW杯出場を決めましたがアジアの枠は今回は4.5なんですね。

まあ枠が多いか少ないかは触れませんが(あえて言うなら多いかな?)0.5っていうのはアジア5位のチームが、北中米の4位のチームとプレーオフをやって勝ったほうがW杯出場です。まあこの大陸間プレーオフは毎回やっているんでそれはいいんですが問題はアジア5位を決めるプレーオフのほう。

日本と同じグループで3位だったバーレーンと、もう一個のグループ3位のウズベキスタンがホーム&アウェイで試合をして勝ったほうが北中米とのプレーオフに進むんですね。

で、その第一戦。主審は日本人の吉田寿光っていう人です。

試合は1-0とウズベキスタンがリードの状態でPKを得ました。それをウズベキスタンは決めた。

そこで事件は起きた。主審はそのゴールを取り消した。ウズベキスタンの選手がPKを蹴る前にペナルティエリアに進入したとのこと。
ここまでは割とよくある光景ではあります。まあ実際に取り消す必要があるかどうかは疑問にも思いますが、ルール上のことだからしょうがない。

その後、何を思ったのか主審はバーレーンに間接フリーキックを与えた。
これは完全におかしい。ルール上ではPKの蹴りなおし。
当然抗議するが認められず試合再開してそのまま1-0でウズベキスタンの勝利。

まずね、これはあっちゃいけないことなんですよ。人間なんだから誤審はしょうがない。見えないことなんかいくらでもある。ファウルしてないのにPK与えたり、その逆もしょうがない。もちろん誤審はないに越したことはないですけど。

でもこれは誤審じゃないんですよ。ルールと違うことを主審がやってる。しかも得点に直結する場面で。しかもしかも、W杯予選という大事な試合。

試合後この審判は無期限国際試合審判資格停止という処分を受けました。ぬるいと思いますけど。しかもすでにJリーグでは笛吹いてるんですよね。


だが話はこれだけでは終わらない。


試合終了後に当然ウズベキスタンのサッカー協会はアジアサッカー連盟に抗議します。本来なら2-0で勝てたはずだと。そりゃそうです。ホーム&アウェイなんだからこの1点は本当に大きい。
ウズベキスタン側は2-0の認定勝ちを求めてたみたいですね。

しかし

このあとアジアサッカー連盟は驚愕の決定を下します。

第1戦無効、再試合。


もう

はあ?ですよ。

ウズベキスタン勝ったんですよ。しかも試合中に不利な判定をされたのは勝ったウズベキスタンのほうですよ?

それで勝ちを取り消しって・・・


結果を書いてしまうと再試合は1-1の引き分け。
第2戦はスコアレスドローで、アウェイ2倍ゴールのルールでバーレーンの勝ちです。

ちなみにアウェイ2倍ゴールっていうのは、アウェイであげたゴールは2倍に換算されるってもので一見ふざけてるようにも見えますが、実際には2試合終わって同点でなけりゃ意味を成さないんでわりと普通のルールです。

ともかくウズベキスタン敗退ですよ。


あまりにウズベキスタンが不憫でならない。もちろん勝ち上がってもまだプレーオフが残ってるわけでW杯にいけるかはわからないけど、それでもソ連崩壊後最もW杯に近づいた瞬間ですよ。それが一人の主審のルール間違いと、アジアサッカー連盟の小学生並みの思考力での決定によってチャンスを奪われたんですから。

12年前の日本代表の「ドーハの悲劇」とはまったく質が違いますよ。どんなに惜しくてもあれは完全に日本の力不足でしかない。

でも今回はウズベキスタンには落ち度がまったくない。
もし、「抗議しなければ勝ちだったのに抗議したからいけないんだ」とか「再試合で勝てないのは力がないからだ」なんて、アジアサッカー連盟が思ってるんだとしたら本当小学生ですよ。もうこんなんじゃアジアサッカーの発展はないな・・・


誤審といえば高校サッカーの青森県予選決勝でも世紀の誤審が何年か前にありましたね。
その話はまた気が向いたら・・・

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