お父さん、ありがとう

６月は　父の日　があります。
多分ですが　客観的に見て　実家に居た頃　父と　一番　仲が良かったのは　私のような気がします
日曜が休みの　父だったんですが　休みのたびに　朝から　二人で　遊んだり　出かけたりしてました。
平日は平日で　中学校・高校まで　父の出勤に合わせて　送ってもらってました

そんな　仲のいい親子関係だったんですが　１つだけ　どうしても　「ありがとう」と　「ごめんね」が　言いたいことがあるんです
それは　父が　お酒を飲みたいと　思ってたときのこと・・・・

小さい頃から　私は　病弱で　毎年のように　入院してました。
喘息の持病もちなんで　夜は　救急で　病院に行くことも　たびたび・・・・
多いときは　１晩に３回　病院に行って　そのまま　入院なんてこともありました。

そんなとき　私を　病院に　連れて行ってくれるのは　父と母でした。
運転手は父　私を支えてくれるのは母。
毎回　そうでした。
だけど　たまにならいいんですが　時期によっては　毎晩　病院に行くってこともあるんです。
私の場合　夏がそうでした。

夏なんて　お酒好きな人は　ビール　飲みたくなるでしょ？
父だって　そうなんです。
もともとは　お酒　大好きな人。
それが　私を　病院に連れてかないといけないから　暑い夏なのに　飲めない・・・・

私は　父が　私の目の前で　ビールを飲んでるっていう記憶が　あまり　ありません
タバコも吸ってたはずなのに　吸ってるところは　あまり　見たことがありません

大人になってから　聞いたことですが　「今は大丈夫だけど　もしかしたら　夜中に　発作が起きるかも知れない」　そういうのを　母と話して　飲まないようにしてたそうです。
子供の頃は　なんとも思ってませんでしたが　自分が　主人と　晩酌するようになり　好きなお酒を　我慢する辛さを　実感して初めて　父の　お酒が飲めなかったときの気持ち　理解できるようになりました。

今は　お酒好きな父も　健康のために　あまり　飲まないよう　心がけてるそうです。
私も　お酒よりは　もっと　体にいいものを飲んで欲しいと思ってるので　あえて　お酒を　買うってことは　控えてます。

お父さん　子供の頃　沢山　迷惑かけて　沢山　我慢させてきて　ごめんね
いつも　色んな場面で　助けてくれて　ありがとう
これからは　私が　お父さんを　助けてあげれるよう頑張るから　これからも　ず～っと　元気でいてください



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