モンゴルの日本語教育機関

日本へ向けて、モンゴルの日本語教育事情、特に、教育機関について発信していきます。

日本語教師と収入

2006年10月05日 | Weblog
梅田望夫さんの「ウェブ進化論」を読みました。とても勉強になったことは、「テクノロジーによる富の再分配システム」です。ブログでアフィリエイトなどの仕組みを作ると、物価の安い途上国ではそれだけで充分に生活できるだけの収入が得られるとのことで、梅田さんはそれを富の再分配と呼んでいます。

モンゴルの熱心な日本語教師たちを支援するには、教授法の知識などだけでは絶対的な限界があって、まず第一にその待遇を改善しなくてはならないのですが、今まではモンゴルの高金利などを利用した給与助成などを考えていました。しかし、そんな他力本願の方法よりも、希望する人にブログを開設してもらって、そこから自力で広告収入を得るための支援をするという方が、よほど経済的自立には近道なのではないかと思います。

また、モンゴルでは日本語学習者の数に比べて就職口が少ないという問題もあり、「日本語を勉強しても生活できない」という人がいますが、アフィリエイトなどで収入を得る道があれば、日本語力が経済力に直結することになります。日本語学習者へのアピールという意味でも、有効なのではないでしょうか。

さて、モンゴルへの出張も終わり、また新しい情報などを公開して行こうと思っております。ご期待ください。



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