シラネニンジン(セリ科)熊野岳
比較的高い山の草地に生えていて、ミヤマウイキョウ、イブキボウフウなどの高山植物とよく似ています。
花が細かく2ミリ程の花を沢山つけます。葉は細裂し、ニンジンの葉に似ているところから、シラネニンジンと名付けられたようです。
花色は白が普通ですが、淡紅色をしたものもあるようす。
キアゲハはその名のとおり、やや黄色っぽいアゲハチョウ。
前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができる
(普通のアゲハでは縞模様になっている)。
明るい草原で花を求めて飛び回っているのをよく見かけます。
オスは開けた山頂部で占有行動をとるそうです。
幼虫はセリのほか、ニンジン、パセリ、ミツバなどの野菜系の葉も食べる。
ということはこんな綺麗なキアゲハでも農家にとっては害虫です。