首都圏からの帰りは、予定通り上越新幹線と羽越線の乗継。
10時22分発「Maxとき」は全車両が2階建て。2階窓際の席を指定でとろうとしたら、満席。仕方がないので自由席の2階を狙ったが、上野からの乗車だったので、2階席窓際は空きが無し。1階窓際を見つけて座ったのはいいが、景色はほとんど見えず、駅に停車するたびホーム上の足首を眺めてばかり。
越後湯沢で人がたくさん降車したので、ようやく2階の窓際へ。
八海山だと思います。なんとなく登ってみたくなるような山容でした。
越後湯沢付近はそこそこ雪が積もっていたのですが、それ以降は思っていたよりも積雪が少なく見えました。
新潟駅です。久しぶりに立ち食いそばを食べたかったのですが、乗り換え時間が8分しかなかったので、空腹のまま12時29分発羽越線特急「いなほ」に乗車。
下流部の河川水流量が日本最大の阿賀野川。
車内販売が来たので、駅弁とビールを購入。昔は昼からアルコールを購入することに抵抗感がありましたが、半世紀以上も生きていると、逆に楽しみになってきます。
包装紙は昭和っぽい渋い包装でしたが、中を見るとちょっとショボイ内容。よく言えば昭和レトロ感満載の弁当でした。仙台に行ったとき、夕食代わりに「こまち」の中で拡げる弁当と比べると、見劣りがする感があります。ごはんと鮭の焼き漬けは合格点。揚げ物はコロッケですが、いまひとつ。卵焼きは出し巻風でしたがちょっと固めで、味も薄め。筋子が入っているのは初めてです。
きわめつけは、缶詰のパイナップル。見るのも食べるのも何年ぶりでしょうか。
笹川流れ付近の日本海。昨日は海が穏やかでした。
余目付近から沿線沿いのところどころに、風よけが設置されています。10年ほど前の事故があってからでしょうか。知人がその事故で亡くなっているので、現場がわかれば手をあわせたかったのですが、場所を特定できませんでした。
途中の駅ですれ違った上りの「いなほ」。
雄物川河口。16時9分秋田に到着です。
何度も行っている首都圏方面。
仙台~いわきへの高速バスと上越新幹線は初体験。いわきからの常磐線と羽越線も10数年ぶり。長時間の移動でしたが、それなりに車窓の景色を楽しみました。これで天気が良かったら、ベストだったのですが。贅沢は言えません。