雪・雪・ツララ の思い出

２００６年・本年も宜しくお願い致します。
今年は、当地福島も殊の外の寒さ・・・
なんとはなしに子供の頃の思い出を書いてみようかと・・・

昔・むか～し・・・
我々が育った頃には軒下にツララが「た～くさん」下がっており
また、囲炉裏のある居間（今の台所？）の煙穴からは雪が舞い込む
そして現代のようにサッシなどと言う戸のない障子戸からは
冷たい風が・・・隙間には雪も・・・
温暖化のせいか、あまり目にしなくなったツララ・・・
でも、今年は　「ツララ」が　たくさん！！
年のせいか「寒さはお断り」と言いたいところなのですが
この「ツララ」に「嬉しい」ような気持ちでいます。

等もなく情報はラジオ・・・
囲炉裏にかけられたコタツに足を入れ、綿入れの半纏を着て
夕方になるとラジオの前で「鐘のなる丘」「赤胴鈴之助」
はたまた、祖父や祖母の聞いている「浪曲」に耳を傾け・・・と
何から話したらよいのか・・・
話しきれないほどの懐かしい思い出が脳裏をよぎっています。

農家で育ち、今のように衣食住は豊でなかったけれど
「心の豊かさや暖かさ」は今の時代の数倍あったのでは・・・と

私事ですが、今年は小さなお友達と（孫２歳）雪だるまを作りました。