もめん亭の部屋

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土俵際でノムさんの“孝行息子”田中が踏ん張る(産経新聞)

2009-10-24 00:32:04 | Weblog

CS初戦・・・天国から地獄・・・の悪夢を見ているような負け。
そして昨日…岩隈「4番・高橋」による決定打で敗戦。

 帰りのバスに向かう監督の背中は丸まっていた。

「今日のぼやきは終わり・・・以上」

野村監督は会見の席を立つと
「今日はみんなと一緒にいない方がいい…ぼやきが止まんないからだよ…。」

追いすがる報道陣に冗談めかして浮かべた笑みは、寂しげだった。
 


ただ、指揮官がぼやいたのは打線全体の未成熟さ。

「向こうはカウントが有利になると逆方向を向いて打つ。」
「うちのやつらは有利になると引っ張りまくる。」
「うちは1番から9番までやっていることが4番なんだ。」
「そういうところから違うんですよ」。

打撃だけではない…指揮官が嘆いたのは7回に勝ち越された場面。 

攻撃直前の1死走者なしから、金子誠に三塁線を抜かれて二塁打とした。


「同点の7回、守る方はどうする?金子の当たりだよ。」
「キャンパス(三塁ベース際)を固めるのが普通だよ。」
「草野も気づかない…コーチも気づかない…がら空きじゃん。」
「そこから始まったんだよ。」

  ・・・長打だけは避けなければいけない場面・・・

「セオリー通りやれない…誰でもできることができなかった。」
「そんなところで墓穴掘ってる…監督失格だな。」
「4年やって教育ができない・・・解任されて当然でしょ。」


考える野球を掲げたプロ野球人生の瀬戸際で
   ・・・攻守にポリシーを貫けなかったことを悔やんだ。


 負ければ…楽天の敗退が決定
   野村監督ラスト采配となってしまう試合日の今日。


 ・・・愛弟子・田中が先発・・・
  「マー君・神の子・不思議な子」・・・の

  若干20歳・田中将大投手は・・・期待に応えるべく・・・完投勝利

   ・・・明日への夢をつないでくれました。


 野村監督コメント
野村:マー君、よく頑張ったな。

記者:大事そうに(ウイニング)ボールを握っていますね。

野村:そう・マー君にもらったんだよ。

記者:大きな1勝ですね。

野村:負けたら終わりだからね…問題は明日だよ。

記者:4回の渡辺直人選手の一発が大きかったですね。

野村:この広い球場で入るとは思わなかった…よく入ったよ。

記者:8回のピンチでは田中投手がよく踏ん張りました。

野村:同点は覚悟したよ…しかし打てないな…点が取れない。
 真面目すぎるのかな・・・。