いよいよ明日からワールドカップが始まりますね!
何か、11月開催になってしまったので、いつも妄想順位予想をしていたのを今回はすっかり忘れていました(苦笑)。
でもあと24時間以上ありますので、これから頑張って予想してみます!
情報はスポーツ紙、インターネットの予選や国際大会の情報などから集めて、急ごしらえですが妄想してみますw。
では早速グループリーグAから行きましょう。
GroupA:オランダ、セネガル、エクアドル、カタール
開幕戦は開催国カタールと南米4位のエクアドルとの対戦です。
カタールは開催国で予選免除でしたが、アジアカップ2019では日本を破り優勝、招待国となった北中米カリブ海選手権(CONCACAFゴールドカップ)ではベスト4という成績を残し、強化が実っていることを証明しました。
ただ、カタールの組はホンジュラス、パナマ、グレナダ、決勝トーナメントも1回戦のエルサルバドルには勝利したものの、準決勝でアメリカに敗れています。
グループリーグに今回出場国がおらず、トーナメントで唯一対戦したアメリカには敗れていることから、実力的には北中米カリブ海予選に出ていたと仮定したら最終予選で5位か6位くらいと考えるのが妥当でしょう。
一方の対戦相手はブラジル、アルゼンチン、ウルグアイに次いで南米予選4位のエクアドル。
ペルー、コロンビア、チリを上回っての出場なので文句なしでしょう。
ただ、ホームの後押しを受けるカタールも踏ん張ると思いますので、1-1か2-2あたりで点を取りあっての引き分けかなあと思います。
初戦でぶつかるオランダとセネガルは好勝負になると思います。
オランダはCBのファンダイク、ボランチのデヨング、点取り屋のデパイとセンターラインにしっかり軸があり、前回出場を逃しているとはいえ上位進出の力はあります。
一方で、セネガルは前回大会でコロンビアに敗れたことで敗退したものの、マネらタレントは健在。
予想が難しいですが、総合力でオランダが上か。1-0でオランダが勝つとみます。
第二戦、カタールはセネガルと対戦。
地元開催で初勝利が欲しいカタールと、後がないセネガル。
ですが、セネガルはスピーディなサイド攻撃がはまり、カタールを破ります。
オランダとエクアドルは、エクアドルの高さのあるDFにオランダが手を焼きますが、デパイがしっかり仕事をして1-0で勝利、2連勝で突破を決めます。
三戦目、オランダは勝利でしか突破の可能性のないカタールの攻撃をきっちりファンダイクらが跳ね返し、0-0で引き分けて首位突破。カタールは初めてワールドカップで勝利のない開催国となってしまいます。
エクアドルとセネガルは、勝利が必要なエクアドルに対し、引き分けるとカタールが勝利した場合に逆転される可能性があるセネガルは勝ち点3を狙って互いに攻め合う好ゲーム。
互いに4-3-3のシステムで攻め合う試合のポイントはやはりエース。
セネガルはマネがしっかり仕事をして僅差で勝利をおさめます。
1位オランダ、2位セネガル、3位カタール、4位エクアドル
GroupB:イングランド、アメリカ、ウェールズ、イラン
ここはやはり前回大会ベスト4で、EUROもイタリアに敗れれたとはいえPK戦までもつれて準優勝となったイングランドが本命。
初戦はそのイングランドとイランの対戦ですが、アジア最速で突破を決めたイランは前回大会のスペインとポルトガルに善戦したメンバーの遺産で勝ったようなもので、イングランドとの実力差は歴然。
イングランドが前回も威力を発揮したセットプレーでも、そして流れからでも得点を重ねて勝利。
アメリカとウェールズの一戦は、アメリカはCONCACAFゴールドカップを制して地力を証明している一方、ウェールズはEuro2016ベスト4のメンバーが残ってはいるものの、予選は組み分けに恵まれた印象。日本に敗れたことが嘘のようにアメリカがきっちり勝利をおさめます。
第二戦、ウェールズとイランは互いに負けられない一戦を、予選でも活躍したベイル、ラムジーらのベテランが奮起、ウェールズが勝利。
一方、イングランドとアメリカの一戦は無難に引き分け。アメリカは最終戦にイラクを残すことで引き分けで十分という計算、一方のイングランドもここで引分けても次も引分けで良いという星勘定の計算が働いての結果でした。
第三戦、イラン対アメリカは引分けでも十分のアメリカと、敗退が決定したイラン。
勝利を持ち帰りたいイランは攻めに出るもアメリカのDFを崩す手立ても少なく、逆にカウンターを食らうリスクから徐々にゲームが沈静化、引き分けでゲームは終了。
そして、ウェールズ対イングランドの英連邦対決。ウェールズは勝利もしくは、アメリカの敗北で引き分けでの突破の可能性は残すものの、アメリカの相手がイランでは勝利が必要。
試合はイングランドのファウルからベイルがFKを決めて何と先制。
しかし、敗北では敗退の可能性が高いイングランドも終盤に猛攻。元々の地力の違いから押し込む展開が続き、CKを何度も得てケインが決め同点。
結局ウェールズにもう1点取る余力はなく、イングランドはウェールズの攻撃をいなして引分けで終了。
勝ち点5でアメリカとイングランドが並ぶも、得失点差でイングランドが1位、アメリカが2位。
1位イングランド、2位アメリカ、3位ウェールズ、4位イラン
GroupC:アルゼンチン、メキシコ、ポーランド、サウジアラビア
初戦はアルゼンチンとサウジアラビアが対戦。
昨年のコパアメリカで、バティストゥータやレドンドらを擁して2連覇して以来の優勝を飾ったアルゼンチン。メッシに初の国際タイトルをもたらすとともに、南米予選での無敗で突破を果たし、国際試合は3年間負けなし。オタメンディやディ・マリアなど、メッシ世代が健在ながら世代交代に成功して、2014年ブラジル大会で準優勝したメンバーを主体にした前回大会より地力がアップしています。
サウジアラビアはアジア最終予選で首位突破したとはいえ、日本やオーストラリアよりすごくチーム力が高かったかというとそうでもなく、このグループでは全敗を避けられるかどうかというところでしょう。
アルゼンチンが試運転レベルでもきっちり勝利を納めます。
メキシコ対ポーランドは、GKオチョアを軸に激しく守ってカウンターで勝機を見出すメキシコと、レバンドフスキの決定力を活かすチーム作りのポーランド。
しかし、ポーランドは前回大会でもそのレバンドフスキが封殺され、粒ぞろいの実力者が揃うメキシコに僅差で敗北。
第二戦、ポーランドとサウジアラビアは後がない同士の対決で前半は様子見が続くも、後半は互いに攻めに出るスリリングな展開に。1点ずつ取り合った後に、勝負を決めたのはやはりエース。レバンドフスキが決めて、最終戦に望みをつなぎます。
アルゼンチンとメキシコはメキシコが守る展開が続き、オチョアが好セーブを連発。しかし、勝負を決めたのはこの大会が最後になるであろうメッシ。アルゼンチンが2連勝。
第三戦、サウジアラビア対メキシコは、攻守でメキシコが主導権を握り続けて盤石の勝利。
ポーランド対アルゼンチンは、メキシコの結果待ちながら、引分け以下では可能性が低くなるポーランド。
しかし、ポーランドのDF陣はアルゼンチンの攻撃に耐えうる力はなく、アルゼンチンが得点を重ねて、ポーランドは終了間際のレバンドフスキのPKでの反撃がやっと。
1位アルゼンチン、2位メキシコ、3位ポーランド、4位サウジアラビア
GroupD:フランス、デンマーク、チュニジア、オーストラリア
フランスと同じ組になりやすいデンマークですが、4年前はオーストラリアも同居。
初戦はまずデンマーク対チュニジア。
チュニジアは日本にテストマッチで完勝したのが記憶に新しいですが、アフリカ勢の中では組織的な守備がしっかりしている印象。逆に攻め手に特徴がないのも正直なところ。
デンマークはEuroで心肺停止となった攻撃の大黒柱エリクセンが復帰。3バックの固い守備からのカウンターとオルセンの決定力が持ち味ですが、逆に攻めにウェイトを置かないチュニジアとの咬み合わせはいまいちで、決定機をつかめず引き分け。
フランス対オーストラリアは前回に続いての対戦ですが、フランスのポグバとカンテの欠場は大打撃。それでも、試運転しながらベンゼマやエムバペ、グリーズマンら決定力のある前線や、前回大会を経験した両サイドのエルナンデスやパバールがきっちり仕事をして勝つでしょう。
二戦目のチュニジア対オーストラリア。
オーストラリアはアジア最終予選でもポゼッションに舵を切りながら、成熟しきっていなかった印象で、ワールドカップのレベルでそれが通じるとも思えず、また過去のようにロングボールやサイドからのハイクロスに戻しても守備が特徴のチュニジアには通じないでしょう。
それでも攻め手の少ないチュニジアなこともあり、見せ場の少ないスコアレスドローに。
フランス対デンマークは勝ったチームが首位突破が濃厚、かつ敗れて2位ならC組首位の可能性が高いアルゼンチンと決勝トーナメントで対戦する可能性が高まります。
ポゼッションで上回るフランスに対し、カウンターで対抗するデンマーク。前線3人の連係から先制するフランスですが、攻守の要を欠くフランスのスキをついてカウンターから同点。その後はリスクを冒さず引分けに持ち込みます。
第三戦はチュニジア対フランス、オーストラリア対デンマーク。
ここはそれぞれ地力の差が出て、フランスとデンマークが勝利。
1位フランス、2位デンマーク、3位チュニジア、4位オーストラリア
おぉっと、案の定かなり長くなってきましたね。
グループリーグは残りを後編として書かせて頂きます。