やってきました!
味の素スタジアム!!
明治安田J1リーグ第13節、今日はFC東京のホームゲームの清水エスパルスとの一戦。
ここまで3勝4分5敗で11位と浮上のきっかけをつかみたいFC東京と、5勝3分4敗で7位につけて上位を
伺う清水エスパルスとの一戦。
うわー、清水エスパルス戦何て何年振りだろ。
オーロラビジョン前に空白地帯が設けられていますね。
席は、実はやたら申し込んでいた無料招待キャンペーンのもの。
ですがまあ、バックスタンドのこの角度なら申し分ないかと。
両チームのスターティングラインナップが発表されました。
何年振りかわからない清水エスパルスには、元日本代表の乾と北川がチートップを組んでいます。
ある時から日本代表戦のチケットは取れないものと最初からあきらめていた時期があったのと加えて、Jリーグの観戦数そのものも多くないので、実は乾も北川も見るのは初めて。
ちょっと楽しみです。
FC東京の応援歌「You'll never walk alone.」が響き渡ります。
それをかき消すような清水サポーターのコールもすごい。
音声が判らななくてすみませんが・・・。
そして両チームの選手も入場。
FC東京にも野沢大志ブランドンや橋本拳人、仲川らの日本代表歴のある選手がおり、15歳7か月でJ1最年少出場記録を更新した北原慎にも注目です。
試合は自分から見て左に陣取った清水のキックオフで試合開始。
最近は現役日本代表の大半が海外クラブ所属ですが、乾やセレッソ大阪の香川らのように、Jリーグ凱旋もあるのでちょこちょこ足を運んで熟練の技を見るのも楽しみです。
FWだけでも3人の元日本代表が共演しているので、ちょっとした贅沢の気分です。
試合は序盤は清水のショートパスが良く回り、ポゼッションで上回ります。
開始直後の4分には右サイドでプレスをかけてボールを奪い、ファウルを受けてFKを獲得。
放たれたクロスはFC東京がクリアし、セカンドボールを拾ってカウンターを仕掛けるも清水が回収。
14分には清水が中央にスルーパスを試みますが、FC東京GKがセーブ。
すると今度は15分、FC東京はFWマルセロ・ヒアンがシュート、こぼれ球に仲川が詰め寄りますが清水が体を張って止め、FC東京の右CKに。
ショートコーナーからクロスを上げ、ヘディングシュートを試みるもあたりが弱くバーの上へ。
清水は3バックですが、FC東京ボールの際はDFラインに1枚落ち、中盤が逆台形の綺麗な4-4-2の陣形になっています。
最近はこういう流動的なシステムを操るチームがJリーグでも多くみられて面白いです。
この時間から徐々にFC東京ペースになったかなと言う印象。
31分にはゴール正面25mほどでFC東京がファウルを受けて得たFKを直接狙うもGK正面に。
33分にはFC東京遠藤のグラウンダークロスを清水がクリアしてCKに。
すると今度は徐々に清水の時間帯に。
37分にはFC東京ゴールからの位置で清水がフリーキックを得て、こぼれを高がシュートするもGKがキャッチ。
40分には清水が右サイドキープから弓場に渡りシュートを放つもポストの外へ。
42分には清水が右サイドでFKを得るもFC東京がクリア。
そして前半43分に試合は動きます。
清水のクロスをFC東京が跳ね返して浮いたボールをエリア内で乾が収めようとするところにFC東京の遠藤がファウル。
そのPKをけるのは清水の北川。
これをしっかりゴール左に沈めて、前半ロスタイムに清水が先制に成功。
前半はこのまま0-1で終了し、清水がリード。
後半はエンドを変えて、自分から見て左に陣取ったFC東京のキックオフで試合再開。
後半は攻守が目まぐるしく入れ替わってスリリングな展開が増えてきます。
後半開始早々にはFC東京のクロスを競ったこぼれを橋本が狙いますが枠を大きく外れました。
1分にはFC東京が左からクロス、直後には右SBの白井からもクロス。
4分には清水がペナルティすぐ外にくさびを入れ、東京がファウルで止めて清水がFKを獲得。
マルセロヒアンが横に流したボールを北川が狙いますが右ポストの外へ。
6分には清水が中盤で奪ったボールをショートカウンター、右からクロスも合わず。
11分には清水が乾からペナルティに侵入した弓場へパス、そのままシュートまでもちこむも右ポストの外へ。
18分には今度はFC東京がDFラインから右サイドの白井にロングフィード、マルセロ・ヒアンにピンポイントクロスを送るもミートせず。
20分にはFC東京の白井がインターセプト、グラウンダークロスを送りマルセロ・ヒアンが合わせるも、FC東京が止めて右CKに。
22分にはFC東京のFKのこぼれを岡が狙いますが右ポスト外へ。
23分にはセンターサークル内で清水のカピシャーバが粘り強くキープするところにFC東京がファウル。
その直後には前線の乾へのくさびをダイレクトで小気味よくさばき、野洲高校時代のセクシーフットボールの片りんを見せてくれて楽しめました。
すると33分、前線の乾にボールが渡ると、大きなフェイントからDFをはがし、一瞬フリーの状態を作り出してシュート、FC東京ゴールにボールが流れ込んで清水が追加点を得ます。
FC東京は選手交代などで活性化を図りますが、交代で入った東はマテウス笛のへのファイルでイエローをもらってしまうなど、リズムは作りだせず。
FC東京のチャントは元気なのですが、攻撃がもう一つかみ合わない・・・。
残り8分で勝利が近づき、清水サポーターの応援も熱を帯びます。
結局試合はそのまま0-2でタイムアップ。
清水は上位進出に向けて貴重な勝ち点3をゲット。
一報のFC東京はこれで3勝に対して6敗となってしまい、苦しい星勘定となりました。
今日は乾の活躍に尽きるかなぁ・・・。
FC東京もチャンスは数多く作っていたので本当に紙一重だったと思います。
しかし、まだリーグ戦は1/3ほど。
ちょっとしたきっかけで連勝が始まって順位を大きく上げることもあるので、引き続き熱い戦いを見守って行きたいと思います。