やってきました。
味の素スタジアム!
今日はJリーグの観戦です。
東京ヴェルディ(以下東京V)の主催試合、川崎フロンターレ(以下川崎F)戦のバックスタンド自由席が当たったので見に行っちゃいました。
同じ味スタ本拠でもFC東京対川崎Fだと”多摩川クラシコ”ですが、この対戦は特に呼び名はないのかな・・・。
席は割と空いていて、バックスタンドのど真ん中をキープ出来ました。
サポーター席は1階は結構埋まっていますねぇ。
昨年度、東京に本拠を置く3チームの中でも戦力的にかなり厳しいと言われながらも6位でフィニッシュした東京Vは、今年度は得点がリーグワースト2位と攻撃陣が不振で、順位は16位と苦戦中。
サポーターなら川崎の方が多いか・・・。
一方で、2017年からの5年間で4度優勝した黄金期から主力が次々と海外移籍して、直近2年は8位に甘んじていた川崎フロンターレは6位につけ上位を伺うポジション。
選手が入場してきました。
試合は自分から見て右に陣を取った東京Vのキックオフで試合開始。
両サポーターの応援の声が大きくてホイッスルが聞こえなかったら、いつの間にか東京Vがボールを前に蹴って川崎Fボールになっていました・・・。
東京Vは3-4-2-1の布陣、川崎Fは4-2-3-1。
川崎の黄金期のメンバーもかなり減って、MF大島に橘田、脇坂くらい?
東京V綱島と、川崎F高井の両CBに注目です。
試合は東京Vのポゼッション優位で始まりますが、川崎Fが5分には右からクロス、6分にはシュートを放つもバーの上に。
10分には東京Vがワンタッチ・ツータッチのパスから崩し、右CKを得ますがシュートには至らず。
すると、川崎FはFWマルシーニョが早々に負傷交代のアクシデント。
16分には川崎Fのカウンターを東京Vがファウルで止めフリーキック。
このキックはわずかにバーの上。
28分には東京Vが右CKを得ると、川崎Fのクリアボールを再度東京Vがクロスを入れようとするが左CKに。
30分にはその左CKをGKがお庵チングでクリアして東京Vの右CKに。
三連続CKでそろそろ決めたい東京Vでしたが、31分にそのCKからニアで競い勝ってボールがファーポストの方に流れると、そこに詰めていたMF深澤がスライディングしながらハーフボレーシュート。
見事に川崎ゴールに突き刺さり東京Vが先制に成功!
前半はそのまま1-0で東京Vリードで折り返し。
後半最初にチャンスをつかんだのは川崎F。
開始早々に左CKを得るもクリアされ、4分にはフリーでシュートを放つもGKマテウスがキャッチ。
逆に5分には東京Vが縦への浮き球にFW新井が抜け出し、ループシュートを狙うが川崎FのDFにクリアされCKに。
その後膠着状態が続きましたが、東京Vが右サイドFKを得てクロスを送るもファウルで川崎Fボールに。
21分には川崎Fが得たFKからゴール前にロブを送るもGKマテウスがキャッチ。
31分には川崎Fの縦へのボールにFW山田が反応、シュートを放つもマテウスがクリア。
33分には東京Vがミドルを放つもバーの上。
41分には川崎Fが右からクロスを送るもクリア、43分には再び右からクロスを送りヘッドで合わせるもマテウスの正面。
44分には川崎Fが右サイドからクロスを送るもオフサイド。
川崎Fが右サイドから執拗に攻めますが、マテウスのポジショニングの良さと安定した守備でゴールに鍵をかける東京V。
アディショナルタイムでも川崎Fの攻勢が続きますが、スコアはそのまま動かずタイムアップ。
東京Vが上位食いで貴重な勝ち点3を得ました。
勝利を喜ぶ東京Vイレブン。
VICTORYの文字に沸き立つ東京Vサポーター。
最少スコアでしたが、お互いの持ち味を出した良い試合でした。
昨日首位の鹿島が敗れただけに勝っておきたかった川崎Fでしたが、首位との勝ち点差を詰められず痛い敗戦。
川崎Fは前節で上位を争う神戸に敗れ、その神戸が連勝で3位に順位を上げています。
二連覇中王者が昨年同様ジワリと上げてきました。
2位柏レイソルも連敗しない手堅さで勝ち点を重ねて首位鹿島に勝ち点で並んでいます。
現在4位に躍進している京都サンガも面白い存在ですし、上位常連のサンフレッチェ広島にもチャンスがあります。
残り試合数が16試合もあるので、今日敗れた川崎Fにも可能性がありますし、東京Vの上位進出もまだまだあり得ます。
また観戦のチャンスがあったら熱く応援していきたいと思います。