忘れな草の花籠

確かハンドメイドブログだったはず・・・

宮尾本 平家物語 青龍之巻

2008-11-08 16:41:15 | BOOK
ただいま愛読中の本です。
もともとは朝日文庫からもでていたのですが
せっかくなので新しくでた文春文庫のほうを購入。

すっごくおもしろいです。
実は宮尾登美子さんの本を読むのは
今回が初めてなのですが
人間ドラマの描写がとてもすばらしく、
あっという間に読んでしまうのは惜しいので
(↑こういう感覚、私にはあまりありません、
いつもスピード乱読しているので)
時間を見つけてはちょこちょこ読んでいます。
でも続きが気になって気になって・・・。

ただ登場人物がたくさんで、
しかも名前も似通っているので
後ろの系図とあわせながら読まないとタイヘン。
「平家」は本当に久しぶりなのですが
平家一族以外の人物名を覚えるのが
本当にタイヘンです。(@つるつる脳)

女性ならではの視点と
「源氏物語」のように貴族・貴族しているのではなく、
むしろ庶民の風景に近い視点(それが「平家」が人々に愛された理由でしょうが)で
描かれているのがとても興味深いです。
読みながら、今も昔も噂話というのは絶えないものなのだなぁ・・・と
なんとなく不思議な気持ちになりました。


筑紫哲也さんが亡くなりましたね。
ニュースステーションの小林一喜さんが亡くなられたときも
そうでしたが、
やはり毎日のようにニュースを見ていて
親しみを覚えていた方が亡くなられるのはショックで、非常に悲しいです。
元気になってテレビ画面に復帰されるのを願っていたのですが、
心よりご冥福をお祈り申し上げます。
コメント (2)
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