全ての責任は自分

最近顔を見ないなぁと思っていた同僚が
先週退職していたことがわかった。

しかし、今月のシフト表を見ると
彼女はしっかりとシフトに入っている。

どうしたのかと社員に尋ねると
前から体調を崩していたが

とうとう入院することになったらしく
続けられなくなり退職したそうだ。

私の職場は人数が多く、
シフトもバラバラなので
同僚が毎日顔を合わせることはない。

なので、誰かが突然退職してしまっても
気がつかないこともあるし
いなくなったのかな？と思っても
ただ単にシフトが合わなかっただけ
という場合も多い。

私はこの仕事が好きだけれど
自己管理をしっかりしていないと
体を酷使して参ってしまう。

精神的ダメージが大きい仕事も
数多く体験してきたけれど
ここではそういうことは何一つない。

その代わり、無理を重ねると
肉体的ダメージは大きい。

実際、5キロや10キロ
簡単に痩せてしまうほど体力を消耗する。

夢の国を支える一員として
必死で働くバックステージの我々は

人々の笑顔を最後まで消さないよう
日々頑張っている。

しかし自分の体を壊してしまっては
自分の夢を実現することさえ難しくなる。

この先もずっと順調に仕事をしたい。

仕事帰り
疲れきった体を引きずりながらも
真っ赤な夕日を見ると心安らぐ。

プライベートも同じこと。
遊んだあとに電車から降りて
見上げる星や月が余韻に浸らせてくれる。

冷たい風が体に沁みても

いつも心は暖かでいたい。

そして　夢はいつでも持っていたい。

いつまでも好きな人と笑顔で会えるよう

いつまでも好きなことを笑顔で楽しめるよう

足が動かなくなる前に
体がボロボロになる前に

自分の身は自分で守って行かなければと思う。
自分の心は自分で守っていかなければと思う。

全ての責任は自分。
誰も助けてはくれない。

「自ら勝つ者は強し」老子