もぐらたたき!

CDのレビューとかなんとか

The Carnival Bizarre/Cathedral

2015-05-16 22:12:50 | レビュー

<List>
1. Vampire Sun
2. Hopkins
3. Utopian Blaster
4. Night of the Seagulls
5. Carnival Bizarre
6. Inertia's Cave
7. Fangalactic Supergoria
8. Blue Light
9. Palace of Fallen Majesty
10. Electric Grave

<Member>
・Lee Dorrian(Vocal)
・Garry Jennings(Guitar)
・Leo Smee(Bass)
・Brian Dixon(Drums)

1995年リリースの3rd。あのNapalm Deathに在籍したLee Dorrianが結成したバンドです。しかし、Napalm Death人脈は凄いですね。YesやDeep Purple並です。

1stアルバム"Forest of Equilibrium"は世界一遅いメタルと言われ、世界中のお茶の間を席巻しましたが、これは最初の1、2回聴くのは良いですけど、何度も繰り返して聴くものではありません。メタル耐性がついていても気分が悪くなっていきます。バスの後ろの席で聴いたら吐きます。
さすがに1stの路線は2度3度と繰り返すものではないと考えた(普通そう思う)バンドは、ドゥーム・メタル(また新しいカテゴリーですね、、、)を追求していきます。

彼らのアルバムは1stから5thまでしかフォローしてはいませんが、その中でもこのアルバムが一番良いと思います。 

1曲目から3曲目はミドルテンポのチューニングを落としたメタルの音像なんですが、畳み掛ける様にノリノリの良い曲です。ボーカルのLee Dorrianがハジけまくっていて痛快です。それはジャンルは違いますがGenesisのPeter Gabrielを思い起こします。
3曲目は日本の歌謡曲で聴いたことがあるようなメロディーです。
 
その後それまでよりテンションが下がりますが、これが彼らの追求するドゥームメタルなんでしょうねぇ。
確かにOzzy Osbourneのいた頃のBlack Sabbathとの共通点を見いだすことが出来ますしバンドもBlack Sabbathをリスペクトしているようです。
 
聴いたことはありませんが、今のCathedralはプログレ路線を追求しているようです。
悪いけど、忙しいので、、、