ししまるの空き箱

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小豆餅と銭取

2007-08-02 | 浜松いろいろ
前回の記事のついでといっては何ですが、
もうひとつ三方ヶ原のたたかいでの家康のエピソード。
浜松の方には、あまりに有名な話ですね。

 ~小豆餅と銭取~
 三方ヶ原のたたかいで武田軍に敗れ、浜松城へと敗走する家康軍。
 しかし家康は、途中でお腹が減って歩く力もなくなった。
 ちょうど道端の茶店では、老婆が小豆餅を売っている。
 家康はその餅を注文してほおばっていると、武田軍の声が。
 あわてて家康は逃げ出したが、それを見た老婆は「只食いは許さん」と
 追いかける。
 結局追いつかれた家康は、あわててお金を払ったというお話。
 この時、餅を食べた地点が「小豆餅」、銭を払った地点が「銭取」と、
 今も地名に残っている。

この話も、先日の犀ヶ崖資料館で読むことが出来ました。
「布橋」に続いて、やっぱりツッコミどころ満載のお話ですね。
 「そもそも戦の最中に営業をしていられるものなのか?」
 「馬に乗っていた家康を追いかけて、追いつける老婆って何者?」
ま、あまり突っ込んじゃいけないんでしょうね、オトナとしては。

さて、地名が残っているとのことですが、
いずれも行ったことのある場所なので、寄ってみました。



小豆餅は、正式に町名になっています。
 写真上:だいぶ昔に利用したことのあるテニスコート。
 写真下:矢印の先は、和菓子屋さん?(ではありませんね。)



銭取は、小字だったため町名にはなっていません。
 写真上:バス停には名前が残っているようです。
 写真下:矢印の先は、...何があるのかわかりませんでした。

それにしても、この距離約2キロ。
おばあちゃん、よく頑張ったもんだね。



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3 コメント

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地名 (デーモン)
2007-08-03 03:44:10
犀ヶ崖は念仏でお世話になってたけど、この話は知らなかった
地名ってのは面白いですね!田舎の地名も
結構オモロイです。ってここも田舎か~!?
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家康にまつわり話 (zenpeichan)
2007-08-03 23:06:21
家康にはいろんな逸話がありますね。
つっこみたくなることもいっぱいですが
それはそれ、お話ですからね。
素直に楽しむことにしています。
ししまるさんのご実家の三重ではどんな
有名人の逸話があるかな?
三重と言えば、忍者?
おっと、家康の家来で本多なにがしという人がいたと思うのですが・・・。結構、強かったようですよ。
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地名 (ししまる)
2007-08-04 00:34:38
デーモンさん:
地名って、どんな小さな理由だとしても由来があるので、
調べてみると結構面白かったりしますね。
浜北区でも、万葉集の歌が由来になった地名とかありますし。

zenpeichan さん:
最後のは、本多忠勝ですね。
三重出身ではないですが、家康の伊賀越えには大きく関係する人物です。
私の出身地の有名人となると、服部半蔵とか百地三太夫とか、
やっぱり伊賀忍者が多いのかな?
同じく伊賀出身の松尾芭蕉も忍者だったって言う説もあるし。
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