さよなら、飛行船

早朝テニスへ出掛ける途中、左手方向にオーラを感じ（？）、
ふと視線をやると、そこには朝日を浴びる飛行船の姿がありました。
おお、お帰り～、ツェッペリンNT 号！。
（前回来たのは、1月のことでした。）

先日、岸和田（大阪）に来たという情報を伝え聞いていたのですが、
それからまた関東方面へ移動中。
能登～浜松～桶川というルートなんだそうです。
たった一晩だけの停泊だったけれど、ちょうど会えてよかった！
雨予報のままならテニスも中止で、横を通ることもなかったし。

なぜ、「さよなら」というタイトルをつけたかというと、
この「浜北係留所」での姿は、見納めとなるかも知れないためです。
というか、ほぼ間違いないでしょう。
この広い空き地、隣のショッピングセンターの増床工事がはじまるんです。

こんな世界最大の飛行船が、こんな家のすぐ近くで見られるのも、
最近では当たり前に感じていたけど、よく考えるとラッキーすぎた？
とても名残惜しいです。


今日は早めに家に戻る約束をしていたため、早朝テニスは 8時で切り上げ。
今度は右手方向に飛行船を見ると、徐々に動いていました。
何人かで引っ張って、方向を変えているのかな？

結局、最後も離陸の瞬間は見られなかったけど、9時過ぎに出発したようです。
思えば、前回も子供を連れて離陸を見に行ったら、飛んだ後で空振りだった。
自分も見たかったし、子供にも見せてやりたかったなぁ。


庭で洗濯物を干していたら、最後のお別れにやってきてくれました。


この地に係留所がなくなると、こんな近くで見ることもなくなるのかな？


ゆっくりと旋回しながら、東の空へ。

さようなら、飛行船。
ありがとう、飛行船。