若人よ過去を振り返るな。

「日々前進是在るのみ」が合言葉の停滞気味ブログ

漫画を買いました。

2009年02月18日 18時08分03秒 | 日常その他
ヒットです、ねえさん!

3冊買って、内、1冊シングルヒット、1冊ランニングホームラン、1冊思いのほか凡打。
……そんな内訳。

●とめはねっ!
言わずと知れた(そうか!?)河合敏克大明神の書道漫画4巻。
……うおー! いきなり表紙の加茂ちゃんにやられて、本屋でにやけるワシ。相方にも「お前キモいよ」とかそんな事言われたような気がしますが、よく覚えていません。男前な加茂ちゃんの表紙に意識がふっとびました。
しかしこのところ三輪加茂コンビのはっちゃけっぷりが弱いのが寂しいところ。まあ、仕方ないですが。

それにしてもヤンサン休刊してたのか……。その為、スピリッツに異動となりましたが、つなぎ方がちょっとどうかな……って感じですね。休刊って普通なら相当前に作家陣に連絡がいって、その為に区切りが良くなるように話の調整なんかもするものだけれど、ちょっとぶっちぎり感が否めないのが残念。
恐らく浴衣話はもっと引っ張るつもりだったろうけど、花火会場で出会ってもう終りだもんな……。ユカリとモッチーと他校の子との三角関係がもうちょっと見たかったな~。
その直後、いきなり主要人物の名前がそれぞれ四角囲みで入ってたらなんだろうと思ったら、異動先雑誌でのご紹介だったんすね。

しかし河合大明神は面白い。学園モノ書かせるとやっぱり上手いね。
ただ結構、端々から無理してる部分もあるな~なんて思ってしまう。河合に色気を求めたらだめっすよ!
表紙の加茂ちゃん、谷間なんていらないっすよ!
あと、日野ちゃん、全然萌えっ子じゃないっすよ! 無理しちゃ駄目っすよ!
ああ、でも河合大明神は面白い!


●百舌谷さん逆上する
アフタヌーン作家の篠房六郎先生の作品。
ああ~すげー面白かったです。やっぱこの人の漫画大好きだ!
帯で「ツンデレ漫画」と知った時に、「ああ、でもこの人ぜってー普通のツンデレ漫画はかかねーな」と思ってたらまさしくそうでした。期待を裏切りません。
現代の流行としてのツンデレを主軸に据えつつ、それを逆手に取ってんだもんな。ある意味上手い。

あと、この人、バカな小学生描かせたら右に出る者はいません(いやいるかも知れないけど)

でも、アナーキーな作品に見せておいて、かなり漫画としての正統派なお約束も押さえてて、それも面白い理由なのかな。樺島くんの存在とか。あと、主人公たちが小学生なのもいい。中学生だともっとバカさっぷりが減るし、ホント、この方のオバカな小学生は笑える。

しかし、ネームの多さは半端ない。アフタヌーンだから許されるネーム(の文字)量だよな。コマ数も多いし。ぶっちゃけ読みづらいんだが、面白いから読んじゃうんだよな。
「空談師」も「ナツノクモ」も短編集も面白かった。……読みづらいけど(笑)

とりあえず、私の中では買って外れのない作家さんだ。……って、もう2巻も出てるのに、今頃1巻を買っているワケだが。


●群青学舎(4巻)
短編集漫画で、3巻まではすっごく好きだったんですが、4巻になってすっごく内容自体がポエミーな方面に寄り過ぎすぎて、ちょっと好みから逸れちゃいました。まあ、元々ご自身がポエミーな内容がお好きな方なのでしょうけど、もうちょっと分かり易さがある作品があっても良かったのになあ、というのが正直な感想です。

きっと、ポエミーな内容がお好きな方にはドンピシャリな作品ですね。

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