若人よ過去を振り返るな。

「日々前進是在るのみ」が合言葉の停滞気味ブログ

我が家の新聞が朝日に……

2009年01月05日 11時12分56秒 | 日常その他
知らぬ間に我が家の新聞が朝日に切り替わってました。
ウチは新聞屋さんの勧誘につられて半年ごとに読売とチェンジする仕組みになっているのです。仕組みですよ! 新聞屋さんが持ってくる日曜雑貨につられてるわけじゃありませんよ!(つられてって書いてあるじゃん!)

……は、いいとして。
本日の記事で「桐野夏生×分子生物学者の福岡伸一さんが「女と男」について語りあうぞ!」……みたいなのがあって、興味をひかれて読んでみた。
いや、朝日新聞の右っ側にあるコンテンツ紹介、あれ便利だよね。読売は上段にちょろちょろっと書いてあるだけで、小見出しだけじゃ興味あおられねえっつうの。

微妙にアンチ読売新聞なジャイアンツファンの吉岡です。ウス。新聞と野球は別腹です(腹!?)


で、記事。

へー桐野夏生ってこういう顔だったのか。
……いや、今まで白黒写真しか見たことなかったからさ。

で、こんな内容ですよ、お前さん、という事で、コピーを拝借。
「この世にはなぜ女と男がいるのだろう。なぜひかれたり反発したりするのだろう。文学と生物学、二つの世界から考える。」

きゃー、なんか面白そう! うきうき!

したらさ……

対談の内容は可もなく不可もなくでした。
いや、正直紙面足りなかった! 多分かなり編集してきりつめた読み味がする。若干会話の内容が飛躍しすぎて繋がってないし。

もうちょっとじっくりしたもの読みたかったなあ。
多分、本当はもっとじっくり話してるんだと思うんだけど。

桐野夏生の男女間の違いの指摘は面白かったんだけど、分子生物学者の方は話をかいつまみすぎて面白みがかけちゃってさ。残念。
でもそれなりには面白かったです(どっちだよ)


それにしてもジェンダー論。
私は正直、声高にそれを唱えるひとは面倒くせーな、と思っている。

あ、ちなみに上の記事は全然何も声高になんて論争してません。単なる男女間の差異について、話してるだけです。

まあ、ジェンダー論に限った事ではないけど、思想の違いって絶対埋まらないよな、と思う。
同じ方向性の考え方をする人同士でも、埋まらない溝はあるし、真っ向から対立するような違いなら尚更だ。

でも他人の考え方を知るのって大事だよな。
表面的な上っ面だけ見てちゃ、人間の本質は分からないもの。

時にジェンダー論ってのは、個々の違いをぎゅうぎゅう押し潰して、「こうあるべき」的な事が言われがちだが、「こうあるべき」とは誰にとってのこうあるべき、なのか。
そういうところにちょっとずつ目を向かって、優しく思いやりを持って互いを認識すれば、もうちょっと良い世の中になるんだろうな、と思います。

まあ、そんなもん机上の空論だけどな!


それにしても、先日、講談社さんの作家交流会という名の忘年会に行ってきたのだけど、そこにさ、びっくりする人々がいて。
それは……

バニーちゃんだよ! バニーガール!

なんか、去年も見たような気がしますが、ここ以外で見た事ないよ……。まあ忘年会にコンパニオンのおねーさんはつきものですけど、バニーとは……。

いや、ゼンヌさんを見慣れてる私としては、コンパニオンなんてダメよダメ全然ダメ……なんて思ってたら(うそ、全然なんも考えてなかった)
ワインをお酌しに後ろから声をかけられて振り向いたら、バニーちゃんが「お注ぎしましょうか?」なんて言ってくれちゃって、いやもうそれがスタイルがいいのなんのって。バニーすげえ。脚なげえ。脚きれい!
びっくりした。
バニーって大事かも。(おい)

いや、講談社万歳。
帝国ホテルでバニーと握手!(いや、握手はしないけど)
妙にバブリーなものの名残を見た気がしました。


……で、ジェンダー論に戻るわけさ。
一昔前、男女雇用均等法が制定された頃、例えばコンパニオン募集の際、女性限定表記はだめ。ってのが問題になってたじゃん。
いや、でもさ。女尊男卑でも男尊女卑でも何でもいいけどさ。

コンパニオンはきれーなおねーさんのがいいべ、みんな。

いや、イケメンホストでもいいけどさ。需要と供給は合致してたほうがみんな幸せだよ!


いいや、ちょっと待って! みんなきれーなおねーさんがいいっていうのも思い込みじゃね?
世の中には多種多様な嗜好の人がいるんだから、こういう「当たり前」と思ってる思い込みがいかんのじゃね?

みなさんの嗜好はどうですか?(いや、そんな話じゃねえだろ!)

---------追記---------

上記のブログ、ちょっと言葉が足りんかったです。


声高にジェンダー論を唱える人がいるからこそ、あらゆる問題の障壁が切り崩されています。
それはジェンダー論に限った事ではないけれど。


なんというか、ごくまれに自負の意見がさも正しいと盲目になっている場合もあります。
そういうのは気をつけたいなあ、という気持ちです、はい。

---------追記---------

というのを、まったくの同文を乗せていた別のブログには後日書き足していたのですが、どちらにせよ、人を不快にさせる要素を含んでいる事には違いありません。

ならば、いっそのこと

それにしてもジェンダー論。
私は正直、声高にそれを唱えるひとは面倒くせーな、と思っている。

という文章自体を削除しようとも思ったのですが、一度発言した事を削除してもそれが、発言を撤回した事にはなりえないし、その発言が白紙になるのか、といえばなりません。

ただ、上記の文章が誤った内容である事は間違いありません。というか、そういう活動をしている人に対して、大した知識もなく、無責任にそういった発言をしてしまい、大変恥ずかしいです。
すみません。

ただひとつ言える事は、個があって社会があるという事だな、というのを今回改めて感じました。

コメント下さったお二方、ありがとうございました。

コメント (3)
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