※ネタばれなので、ご注意を。
∞組 THE SEC○ND LIFEの感想なんだけど、ぶっちゃけ初見の時は、ちょっと物申したい事を色々感じてたのに、3日間で合計4公演も一気に見たら、色んなヤバげな感想をすべて忘れてしまった(笑)つか、私はたつー熱に浮かされすぎです(笑)
いや、私、舞台の印象ってそうそう忘れないんだけど、今回ばかりは本当に忘れた(笑)
いや、それぞれのシーンは割と大方思いだせるんだけど、初見の感想はまったく思い出せない。
ただ、大まかに言って、演出家の鈴木先生は、色々やりたい演出があったんだな、という意気込みがすごく感じられて、一幕終了時に失笑したのは覚えてる。
……そうだ。私は一幕見て、失笑してたんだよな~。
一幕ラストのナンバーは、レミの「ワンデイモア」っぽい事がやりたかったんだな~と(笑)正直バランス悪い楽曲になってしまった気もしたが、ああやって二重三重に歌ってる中で、飛び抜けたたつーの歌唱力……つうか声のよく通る様に、うは~んとなってしまって、ぶっちゃけ冷静に聞けてないんだけど(笑)
とにかくちょっとバランスが悪かった。コーラスが綺麗にいけてないんだよな~。
で。
そんな状況で賛否どちらもある評価に、改めて冷静になってみると。
確かにあの脚本では、キャストのファンでないと楽しめない部分は多いのかも知れない。つうか、もっとそれぞれのシーンについて作り込めたものはあったのかも。ここをこうしたらもっといいのに、ってシーンは多かった。
でも、クソ呼ばわりする程酷い脚本でも演出でもなかったけどな。むしろ演出は好感が持てる場面が多かった。
背景の舞台美術……てか、ホテルのロビーの玄関の大道具は、ごてごてした装飾じゃなくてもうちょっとリアルな方が好みだったけど。
大道具一式を横移動させて、左右の個室の在り様を見せたのは、ちょっとスタイリッシュさに欠けたけど、でもあれはあれでいいとも思う。
演出スタイルとしては、ちょっとブロードウェー物っぽい事をやりたいのかな、とも印象を受けたシーンがある。ジェイクとマークが入れ替わるシーンでの、曲の転調とか。
あと、そこのシーンは、もう少し、派手な演出が欲しかった。入れ替わる瞬間の。そういう演出の弱さもあった。
それに多分にみっちょんの芸のうまさに助けられた作品で、あれだけ演技で笑わせてくれたみっちょんは本当にすごい。だけどその分、みっちょんファンでないと、面白くないのかも。みっちょんって、ZUKAの中でも正当派な人ではないから。
でも本当にこの人は芸達者だ。
それに歌は滅法聞かせてくれる。大変素晴らしい。
ただ雰囲気が思いっきり昭和臭なんだよね。
で。てぃぎたさん。
ぶっちゃけ「ア/ル」のドニスと似たような印象だけど、大変スーツ姿が素晴らしい。コメディシーンもいい感じ。
ただ演技の流れが一辺倒過ぎるので、間の取り方を変えたらすごくもっと良くなるんじゃないかな? たとえばきみちょんみたいに、緩急つけたセリフの言い方を覚えるとめちゃめちゃカッコよくなるはず。
で。きみちょん。
うを……。
私は前回の公演からきみちょんにメロメロにされっぱなしだったのだけど、今回はめちゃめちゃハマっててカッコよかった。色気のあるマフィア役がハマってる! 声もすごく低くて甘いし、間の取り方もうまい。
そして女装も笑える(笑)楽でのアドリブは最高だった。ダンスもセクスィーです(笑)
で。あおいちん。
もうね、∞組になくてはならないお人です。将来絶対あゆみさんと二人で組長副組長をして頂きたいものです。
今回の作品はあおいちんのかっとばした演技がなくては魅力半減です。そのくらい良かった。
惜しむらくは折角の美声を生かせるソロナンバーがなかった事かな。
で。かいちゃん。
下級生にしてはなかなかの好演。頑張ってる。マークの人の良さが、かいちゃん自身の雰囲気が反映されてていい感じ。
ただ、歌もお芝居ももっと頑張れ~!
で。たつー。
マジに歌がうまいです。びっくりです。おっそろしいくらいに歌がうまいです。高音でかすかに音を外すみたいだが(笑)音感ないワタシには分かりません(笑)
しかしいかんせん、スタイルが……。
実際は細い人ではあるんだけど、骨太なんだよね……。ウエストラインが重い。
だから細いみっちょんと並ぶと、ちょっとバランス悪いんだよね。バレンシアでヲハナと同じわっかのドレス着てたけど、四方や同じドレスには見えないもんな~(笑)いや、ヲハナは細すぎですが。
それにしても一幕中盤のおこりんぼソングは大変よい。萌える(笑)
つうか裏声での高めの音の後に、地声でがつんと歌えるってすごい。八分休符くらいしか間がないのに。地声で怒りながらの「♪だ・か・ら!」は大変萌える萌えポイントですよ、奥さん。
しかしまともに歌いきるソロナンバーがおこりんぼソングだけとは勿体無い。主演二人の歌を聴きにきてる人も多いのだから、しっとりしたソロナンバーがあっても良かったんじゃないかな~? 回想後、直ぐに現実に戻るんじゃなくて、マークを失った辛さを伝えるソロナンバーがあると、ルシアの悲しみが伝わって、物語に深みも出ると思うし。正直今の脚本や演技のままだと、ルシアの性格がわがままに見えてしまう。
でね。
色々ぐちゃぐちゃ語ってしまったけど、テーマが一環してるし、それにやはり何より主演二人の演技がすごくいいので、良いと思うのですよ。
万一東上した暁には、色々改訂して下さるといいのだが。……東上して欲しいなあ。青年館……、埋めるの無理なのかなあ? ま、期待せずに待っておくとしよう。
∞組 THE SEC○ND LIFEの感想なんだけど、ぶっちゃけ初見の時は、ちょっと物申したい事を色々感じてたのに、3日間で合計4公演も一気に見たら、色んなヤバげな感想をすべて忘れてしまった(笑)つか、私はたつー熱に浮かされすぎです(笑)
いや、私、舞台の印象ってそうそう忘れないんだけど、今回ばかりは本当に忘れた(笑)
いや、それぞれのシーンは割と大方思いだせるんだけど、初見の感想はまったく思い出せない。
ただ、大まかに言って、演出家の鈴木先生は、色々やりたい演出があったんだな、という意気込みがすごく感じられて、一幕終了時に失笑したのは覚えてる。
……そうだ。私は一幕見て、失笑してたんだよな~。
一幕ラストのナンバーは、レミの「ワンデイモア」っぽい事がやりたかったんだな~と(笑)正直バランス悪い楽曲になってしまった気もしたが、ああやって二重三重に歌ってる中で、飛び抜けたたつーの歌唱力……つうか声のよく通る様に、うは~んとなってしまって、ぶっちゃけ冷静に聞けてないんだけど(笑)
とにかくちょっとバランスが悪かった。コーラスが綺麗にいけてないんだよな~。
で。
そんな状況で賛否どちらもある評価に、改めて冷静になってみると。
確かにあの脚本では、キャストのファンでないと楽しめない部分は多いのかも知れない。つうか、もっとそれぞれのシーンについて作り込めたものはあったのかも。ここをこうしたらもっといいのに、ってシーンは多かった。
でも、クソ呼ばわりする程酷い脚本でも演出でもなかったけどな。むしろ演出は好感が持てる場面が多かった。
背景の舞台美術……てか、ホテルのロビーの玄関の大道具は、ごてごてした装飾じゃなくてもうちょっとリアルな方が好みだったけど。
大道具一式を横移動させて、左右の個室の在り様を見せたのは、ちょっとスタイリッシュさに欠けたけど、でもあれはあれでいいとも思う。
演出スタイルとしては、ちょっとブロードウェー物っぽい事をやりたいのかな、とも印象を受けたシーンがある。ジェイクとマークが入れ替わるシーンでの、曲の転調とか。
あと、そこのシーンは、もう少し、派手な演出が欲しかった。入れ替わる瞬間の。そういう演出の弱さもあった。
それに多分にみっちょんの芸のうまさに助けられた作品で、あれだけ演技で笑わせてくれたみっちょんは本当にすごい。だけどその分、みっちょんファンでないと、面白くないのかも。みっちょんって、ZUKAの中でも正当派な人ではないから。
でも本当にこの人は芸達者だ。
それに歌は滅法聞かせてくれる。大変素晴らしい。
ただ雰囲気が思いっきり昭和臭なんだよね。
で。てぃぎたさん。
ぶっちゃけ「ア/ル」のドニスと似たような印象だけど、大変スーツ姿が素晴らしい。コメディシーンもいい感じ。
ただ演技の流れが一辺倒過ぎるので、間の取り方を変えたらすごくもっと良くなるんじゃないかな? たとえばきみちょんみたいに、緩急つけたセリフの言い方を覚えるとめちゃめちゃカッコよくなるはず。
で。きみちょん。
うを……。
私は前回の公演からきみちょんにメロメロにされっぱなしだったのだけど、今回はめちゃめちゃハマっててカッコよかった。色気のあるマフィア役がハマってる! 声もすごく低くて甘いし、間の取り方もうまい。
そして女装も笑える(笑)楽でのアドリブは最高だった。ダンスもセクスィーです(笑)
で。あおいちん。
もうね、∞組になくてはならないお人です。将来絶対あゆみさんと二人で組長副組長をして頂きたいものです。
今回の作品はあおいちんのかっとばした演技がなくては魅力半減です。そのくらい良かった。
惜しむらくは折角の美声を生かせるソロナンバーがなかった事かな。
で。かいちゃん。
下級生にしてはなかなかの好演。頑張ってる。マークの人の良さが、かいちゃん自身の雰囲気が反映されてていい感じ。
ただ、歌もお芝居ももっと頑張れ~!
で。たつー。
マジに歌がうまいです。びっくりです。おっそろしいくらいに歌がうまいです。高音でかすかに音を外すみたいだが(笑)音感ないワタシには分かりません(笑)
しかしいかんせん、スタイルが……。
実際は細い人ではあるんだけど、骨太なんだよね……。ウエストラインが重い。
だから細いみっちょんと並ぶと、ちょっとバランス悪いんだよね。バレンシアでヲハナと同じわっかのドレス着てたけど、四方や同じドレスには見えないもんな~(笑)いや、ヲハナは細すぎですが。
それにしても一幕中盤のおこりんぼソングは大変よい。萌える(笑)
つうか裏声での高めの音の後に、地声でがつんと歌えるってすごい。八分休符くらいしか間がないのに。地声で怒りながらの「♪だ・か・ら!」は大変萌える萌えポイントですよ、奥さん。
しかしまともに歌いきるソロナンバーがおこりんぼソングだけとは勿体無い。主演二人の歌を聴きにきてる人も多いのだから、しっとりしたソロナンバーがあっても良かったんじゃないかな~? 回想後、直ぐに現実に戻るんじゃなくて、マークを失った辛さを伝えるソロナンバーがあると、ルシアの悲しみが伝わって、物語に深みも出ると思うし。正直今の脚本や演技のままだと、ルシアの性格がわがままに見えてしまう。
でね。
色々ぐちゃぐちゃ語ってしまったけど、テーマが一環してるし、それにやはり何より主演二人の演技がすごくいいので、良いと思うのですよ。
万一東上した暁には、色々改訂して下さるといいのだが。……東上して欲しいなあ。青年館……、埋めるの無理なのかなあ? ま、期待せずに待っておくとしよう。