最中日記

肩こりのドラム、最中のブログ

レッドマタドール

2007年01月30日 | 喪中的曲解説
肩こりマニアからとても人気の高い曲。
なぜか特に岡山県民からの人気が高い。

一見、闘牛士ゴンザレスの雄々しい歌だが、
実際、ゴンザレスは全くいいとこなしで、
あげくの果てには牛の角が刺さって弱音を吐く始末。
全然ダメな男の歌である。
その一方、「牛は牛で」と対決者の意識が
似ているようで違うベクトルに向かって放出されている。

喪中が泥沼楽団にはまっていた影響から、
フラメンコをやりたいと思ってできた曲。
カスタネットを叩くのが特徴的だが、
ライブの時には持って来るのを忘れていて、
スティックを叩いて代用することもしばしば。

力士はライブ中にマタドールのような謎のアクションを魅せる。

こぼれ話。
鬼ババ制作時には、系統の似た「絶対感電死」と
この曲のどちらかをアルバムに収録することになっていて、
当時はメンバーからの人気が薄く、危うくお蔵入りになる寸前であった。

歌詞に出てくる「ベラボーニ」は、
スペイン語っぽく言ってはいるものの、
程度を表す日本語「べらぼうに」である。
「ボッケーノ」「デーレーノ」は「ぼっけえのぉ」「でえれえのぉ」。
どちらも岡山弁で「すごいなあ」を意味する。
同様に「デレイッテー!」は「すごく痛い!」の意。

・収録アルバム
 鬼ババGO TO HELL