じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

DVP-S7000 その1

2018-05-02 18:52:04 | コンパクトディスクプレイヤー

思い起こせば、4月中旬、ESLの部品取り機を何気に探していた。

やっぱり、手頃な価格であるわけないよな、動作するものは2万円台

が多い。 しかもESXの兄弟機が多い。 

その中、ビデオ関連のジャンクの中に一瞬、ゴールドに輝いている機種

を発見。財布の中身を考えながら慎重に怠りなく、ご安全にね・・・

それは、足がない(4っ共に)、そのオフには、通電試験机がある。

そこで、通電して、どこから?トレイが出るのだろう?と不思議な私。

なんと、中央のパネルが下方にスライドするではないか!! 

ああ、あぶねー、スライド扉が机に激突、”わあ”と本体持ち上げる。

それが、開くと、通常のトレイが出てくる。

 なんて、ギミック仕様なのか? 驚きである。

以前より、ゴールド仕様は憧れの的である。家にあるソニー系のものは

体外、ブラック仕様である。コレは確保しとかんと、しかも、DVDとCD

のコンパチ機ときた。しかもリモコン付きである。

札にはCD再生されません。DVD再生できるとのこと。

今更、買う人いないのでLOWーPRICEであった。

家に帰って、ご開帳すると、ピックアップが2ケある。コレは驚きである。

とりあえず、右側のCDらしきピックアップレンズを軽くお掃除する。

すると、難なくCDを読み込む。外観もあまり使われた形跡がない。

当家では、かなり新し目の機種に違いない。

それと、店で興味をソソったのは、カレントパルスD/Aコンバータである。

どの世代か判らないので、発売時期から推測しながら、情報を集める。

どうも、DVDのソニー第一世代らしきことは判った。1996〜7年あたり?

音質も多少こだわっていたみたいだ。 上級機のS9000は流石に

5クラスを超えるかも、本体価格も半端ない。

開けての私見では、クロックがDVDとCDへの供給の為、クロックモジュールが

3っあり、クロックジェネレータ(左のチップ)がそれらの管理を行っている。

良い兆しである。(クロックの駆動方法によっても、音質が変わる)

カレントパルスの説明に電流が如何に大切か語っているが、電源は

ESJでみたことのあるトランジスタ、EQ回路の電源部ほぼそのものである。

ディスクリートのところが嬉しいね。

販売時期を考えつつ、機種とそのサービスマニュアルを探す。

すると、CDP−XE900のD/Aコンバータ〜出力の回路と同じ、

ただ、クロックとミューティングが異なるだけ。

XE900はクロックはCXD-8505へ水晶発信器単体で動作、

ミューティングもXE900は2SC2878(ミューティグ用)を使用。

S7000ではリレーによるミューティグ回路となる。

・CXD-8505(デジタルフィルターとD/Aコンバータ)

  →CXA-8055(カレントパルス)

→M5238(IV変換(差動))

       →NJM2114(合成とバッファー)

ミューティング回路は2SC2878と最後がリレー

となる。

音質の方は、綺麗であるが、何もの足らない・・・・

M5238→OPA2134:微小電流扱うので入力インピーダンス高くしてみた。

NJM2114→NJM5532DD:分厚い音となる、ガッツあり    

                    LME49720(CANtype):繊細でタイトな感じ

今のところバッファーはLME49720でクールに決めました。

 5月4日:追記

 やっぱり、LME49720やっぱりクールすぎた・・・・残念

 そこで、他のオペアンプを見ていると、過去に分解取りした、

 シグネティクスNE5532P(マランツのCD650から剥がしたもの)

 があったので、面白そうなので取り替えてみた。

 NJM5532DDよりもこっちのほうが力強さも適度にだが

 音のまとまりが良いように思えます。(プラシーボ効果という、あれ?)

 当家のしょぼいシステムではなかなか発揮してくれません。残念!!


世代は異なるが、CDP-X33ESは低音の力強さがあって、ボーカル

ものが面白いが、S7000は繊細さとタイトな表現をしている。

決して、冷たい音ではない。

本来のDVD部分は・・・(右上に上記の回路は実装面が下向きになる)

電源部分はハイブリッド仕様

オーディオ系は左上のかわいいRコアのトランス(と思う)

下側のシールドケースにスイッチング電源あり(と思われる)

当家には、何故か不人気機種が集まってしまう。

新しい発見があって、面白い。CD単体のピックアップが搭載されているので

レーザーはかなり長持ちしそうである。

追伸:本体を傾斜のあるところに置くと、ディスク挿入後のTOC

読むときにトレイ?とその周辺でディスクがこすれる音がするので

要注意、なるべく水平の場所で使用しましょう。

あまり取り上げられない機種はわからないところがたくさんあります。

ゴールデンウイーク中盤ですが日頃のストレス発散を行いましょう。

それでは、ご安全に・・・・

あしたは、懐が寂しくなっているので、ESXを再度、確認しようかね、

初段やEQ回路のコンデンサが怖くなってきた。

63V耐圧もかなり在庫が限られてきた。危ない・・・





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