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じゃの路はへび・・・?

苦悩のオーディオライフワーク

*ION Archive LP だった その2

2022-02-26 22:19:49 | レコード
レコードの外周はナローレンジであるが、気持ちよく聞こえるが。内周に入ると、
耳障りな歪音を奏でる時がある。とくに日本のポップスだ、
なぜか?外人さんの言葉ではそんなに気にならないが、マリーンの声が高く伸びる
場合は歪が聞こえやすい。
どうにか、歪を直すためにここ数日間、ブチルおじさんと化した。
簡単に切り貼りできて、やり直しができるブチルは結構良いが、ハサミがその使い
やすさが仇になる。指も黒くなるしね。
前回は、トーンアームのインチキべリング化を施したが、
まだ、不安定要素がたくさんある。
ターンテーブルの駆動系、結構、ブレブレなんだよね、これも金属の芯棒に華奢な
プラッチック製のターンテーブルである。黒いフェルト紙で見栄えは、可愛いが、
外すと、ちょっと頼りない感じである。金属の芯棒とプラッチックの潤滑グリス結構
       白いものがグリスです。ブチルゴムを貼り付けてやった。
いい相性です。適度な粘度があり、鳴かない、重くならない。良い選定と思った。
アームの上げ下げも同じグリスが使われていて、いい感じでグリスの粘度で
ゆっくりと降りる。見ていて飽きない。こんな華奢な構造で動作しています。
実際、駆動モーターのガバナーモーターは最小限のトルクしか無い。
よって、インシュレータ置こうもんなら、停止に至る。
カセットテープだと回転ムラが気になることがありますが、レコードはシンプルに
回しているのでこれでも、ちゃんと回ってるんだなと、感心します。
ターンテーブル外すとベルトが外れます。ターンテーブルの内周にモーター軸が
あるので、ちょっと、ベルト掛けは面倒くさい。
ターンテーブルの3箇所くらいに穴がある。それを見てると、モーター軸が見えるので
その穴に細いドライバーを差し込んでベルトを引っ掛けてスライドさせるとモーター
軸に引っかかるが、なんとも神業的作業となる。その穴を少し大きめに開けて
あげると、もっと楽にかかると思う。 ターンテーブルの重量バランスが狂うじゃな
いかと、言われそうだが、こんなに華奢なので、そんなに問題ならないと思う。
それよりもターンテーブルの4本のリブをブチルゴムで押さえてあげた。
   あまり貼り付けると、重くなって、回転が遅くなるかも・・・
強度アップと振動分散に利いてほしいな。重量マシマシは回転速度が低下、もしくは
停止する可能性があるので、程々に・・・・
なんたって、この華奢なデザインを活かしたい。小さくて、デザインがかわいい
低コストのプレイヤーはない。オーテクからも1万円程度で出ているが、可愛くないな
カートリッジもお得意のVM型で信頼性はおけるがデザイン的に面白くない。
このアーカイブLPをは木目調で可愛い足があるから、面白いと思った。
このプレイヤーの駆動系は薄っぺらいプラッチック成形品で非常に荒く作られている。
(失礼)その振動を少しでも押さえるためにブチルゴムテープを貼り貼り・・・・
   外から見ると、板の下にある黒いボックスの中身です。
   がらんどうでしょ。手前の左右の仕切りがスピーカーのボックスとなります。
   わずかの空間で音を鳴らしています。
   と云うよりは、ターンテーブルの構造部に振動が響かないように
   する工夫か? それに邪魔に成らないように鉄板を貼り付けた。
   死重としてね。
モーター付近にも、その側面方向ははらないほうが良さそうだ、ターンテーブルと
どこかがブチルゴムにかすれて、せっかく嵌めたベルトずれ落ちてしまう。
残念である。
競るところを剥がして、なんとか擦れないようにした。
スンナリ、回るようになった。コレがどのように音質に貢献するか不明である。
それにしても、このカートリッジとアーム部は強度がないので、ジャカジャカ振動が
音として発している。コレは困ったものである。カートリッジのプラッチックシェル部分
はL字に曲がっているところをケーブルごとブチルゴムで貼って防振する。
アームの軸側も結構、振動しているので、不協和音が著しい。振動を電気信号に
変換してほしいが、困ったものだ。
デカイ袋ナットをアームの軸上の上に貼り付けた。軸側のアームもブチルゴム2枚
で防振対策とした。(効くかな?)無いよりマシ。

非常にいい加減だが、音を聞きながら、貼り付けている。カートリッジ側の針圧が
重くなると、音量は上がるが、カンチレバーがプラッチックだし、余計、嫌な歪が
増えてくる。 そこで思いつく、アーム本体に後部にバランサーを付けてしまえ。
10mmのナットをブチルゴムで貼り付ける。適当だが、歪は小さくなった。
    バランサーは貼り付けているだけです。これ外すと、ヘッドシェル部
    が重くなってしまいます。
    上にもナットが載っていますが、このアームのボディも結構鳴いています。
    軸の上の方なので重量載せても、異常な動作しないでしょう。
    これがないとやはり歪が増える傾向。
それでも、なぜ歪むんだろう? と、考え始める・・・(早い時点で考えろよなっ)
このプレイヤーの売りである、スピーカーの振動がどうも悪さしている。
外周は問題ないが、内周になると、ビリつきを伴う歪が増加する。
残念であるが、スピーカーを使用しない方針とする。
フォノイコライザーを通っているので、普通の音楽信号となる。
今朝、うっすら、どうにか成らないかと、寝ている最中にぼんやり、浮かんできた。
それはスチューダーのスピーカー部を使用する。以前、適当に組み立てたものだ。
スチューダーサウンドであろう・・・・恐らく・・・・
左右で楕円コーンと円形コーンの異種組み合わせだが、
再度分解すると、楕円の同じ系番のフィリップスの楕円コーンスピーカー
でしたこれがデジタルオープンレコーダD820の標準である。
検聴用なので適当だが、意外にいい音である。
確か、NE5532初段、中型のトランジスタで出力段を構成していた。
それらを木枠に嵌め込んで通常の音声信号ラインを鳴らせるようにしたものが
在ったなと・・・・ やってみよう。
プレイヤー本体のスピーカーよりもクリアで伸びやかに鳴り始める。
木目同士でいい感じである。
内周での歪も低減できたが、まだ、納得できない。
よーく見てると、カートリッジとヘッドシェルの固定部分が、誰もが扱えるように
これもパッチンで針先、カートリッジ本体を脱着できように爪でひっかけているだけだ。
そこの遊びが大きい事、そこが振動の発信源として悪影響を及ぼしている。
そこで、ヘッドシェルと針先ボディ(赤いところ)とカートリッジを6mm幅のブチルゴム
を貼り付けて、一体化を行った。
      貼ってない時
      貼り付けた時、静電気で盤面のホコリを舞い上げて、
      ブチルゴムに付着する。 掃除しなきゃ・・・・
これは、大正解!! 針先交換時はブチル外せばいいし、防振効果があるかも。
その替り、バランサーを必ず付けないと、針圧が上がってしまうので山師調整が
必要となる。トーンアームの軸側は上部は今までの樹脂の穴で受けて、下側の
固定部分にはベアリングで受けて、スムーズに回転動作できるのでほとんどブレない。
何気に、レコードを聴くにはちょうど良いバランスである。
ナベサダのマイディアーライフも卒なく聴かしてくれる。
圧電型カートリッジであるが、結構、聴かせてくれる。侮れないと思った。
やっぱり、レコードプレイヤーは自ら音を発してはいけない。
やるのであれば、それなりの防振対策を施さないといけない。
近頃のこのタイプのプレイヤーであれば、ブルートゥースなどで外部ポータブル
スピーカと繋げて楽しむのも面白いと思った。
半導体プレーヤとは違ったアナログの面白さを味わえる思った。
たまたま、スチューダーのスピーカー出力部があり、相性がよかった事に感謝。
ナローレンジでいいんです。ほんとに心地よい気分にさせてくれる。
何気に聴く場合は最高です。
インシュレータは軽量の物でやらないと止まってしまうので要注意です。
袋ナットとワッシャー、ブチルゴムで適当にあそんでみました。
少し見栄えは悪いが、いいじゃないですか・・・
ちょっと、似たような製品をググると、このターンテーブルとトーンアームのセットは
かなり、他機種にも採用されているような気がします。
わたしは、いい加減に改悪しているので、歪の問題がありましたが、ノーマル状態や
スピーカー内蔵型プレイヤーでは歪問題無いのでしょうか?
ご安全に・・・・ みなさんも壊さないようにお楽しみください。
    ノラもいい感じでした。
今気づいたが、ちょっと、回転が早い気がする。明日は、回転スピード合わせよう。
ガバナーモーターの回転調整らしき場所が在ったので、調整レコードを聞きながら
見ながら、合わせましょ・・・・ だけど、裏側なんだよね?
どうやってする?
寝て考えるか・・・・



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