わーい、楽しい3連休だ〜、日頃の鬱憤晴らしちゃえ〜!! 先日、再度の健康診断
朝8:30からスタート。確か去年はお昼過ぎに終了だった。今回は所要2時間
で終了、あれ? 速くない? 有休1日取っちゃった・・・
時間が予想以上に空いてしまったので、近所のOH巡回へ・・・
偶にはね、近頃ご無沙汰の多摩方面へ・・・その店舗は往かぬ間に模様替え
が行われていた。すると、これは夢にまで見ていた、山水のAU-α607がちょっと
高値だが12800円でご奉仕中、前回はAU−D707F EXITRA で山水の音が
面白かった。後継のXバランスが気になっていた。707クラスが欲しいがめったに
出て来ない。オークションでもジャンクがそのくらいで出ていたので、とりあえず
確保した。 当然支払いは、先送りだ。
(はっは汗!! 1月の請求大丈夫か?どうにかなるか)
左側の音にガリあり。とのこと、とりあえず、動作しているようだ。
漆黒のパネルデザインがなんとも言えない・・・・ 山水マジック!!
帰り際に、スタンドに寄って、以前、給油するときに給油ノズルが給油口に足わない
事があった。 その時、つい言ってしまった言葉。 「足わん」と言ってしまう。
すると、スタンドのお姉さんが近寄ってきて、もしかして、広島の方ですか?
ええ、広島県人です。 私もですとのこと。
ここにも居たか ビバ 広島県人!! (比婆じゃないよ)
そうじゃね、東京じゃ言わんよ。(内心嬉しかった)
そのお姉さんのスタンドに行って洗車をしようと思い、多摩川の砂埃でデミオ
が茶色の衣を纏っている感じで到着、そのお姉さん曰く、洗車のカードが割引中
で5000円で6000円分のカードが買えるとのこと。
なおかつ、購入特典で本日の洗車は無料になるとのこと、コレは良いので
即購入、意外と洗車代高いんだよね。
帰郷すると塩カルや、除雪剤とかでドロドロである。来年早々、またお世話になる。
ここで、気をつけよう!!
バリュウム呑んだときは、車内で無理な姿勢して、助手席の
車内の窓ガラスを拭かぬこと。洗車機が動作中、当然車外に出られない。
無理な姿勢でお腹に力が入ると、ウっと、危なかった。出たかと思った。
洗車終了後、お姉さんが洗車カード渡してくれて、そそくさと、スタンドを後に
し、隣のコンビニのトイレに駆け込んだことは、言うまでもありません。
(ファンキー!! by795)
ご安全に・・・・
お家に運び込み外観をよく見る。何か液体が飛び散った跡が残っている。
何だろ〜? なにか表面に液体の筋も残っている。
オレンジ由来の洗剤で落とそう。
薄っすらとホコリが満遍なく積もっている。
部屋のホコリではなく、なんか?
屋外に近い砂ぼこりが混じっている気もする。
まさか、雨ざらしのときも在ったか?
通電する前に、とりあえず、スピーカーの切り替えリレーの掃除、かなり黒
ずんでいます。 青い#1200の耐水ペーパーで研磨する。
相も変わらず、スピーカー端子の下にリレーが隠れている。はんだ吸い取り
線がすぐ無くなる。はんだ量が多い。
先人の情報のとおり、ヘッドフォンの出力は抵抗で電力を制限して小さな
トランスで変換している。
バランス出力だからグランドとの接続は不可なのであろう。
プラグを挿すと常にヘッドフォン出力は負荷になっている。
基板間の接続にコネクタを使用していないのでなかなか作業がはかどらない。
ふと、パワー部の基板を見ると、パターン側にコンデンサが接着剤で絶縁
された板に固定されている。
しかも、4回路分。先人の情報と基板のパターンが異なる。基板の番号も異なる。
AU-X701のサービスマニュアル見ながら確認しても基板に通気孔もない。
当機にあるような裏側にコンデンサが増設されていない。
このコンデンサは有極コンデンサの+側同士を接続してバイポーラとしているところ。
それが実装面にあるものとないもの(当機)の別バージョンがあるみたいだ。
また、大きなコンデンサや裏側のコンデンサの留板などは、ゴム系の接着剤が
着けられており、その腐食には、ほんとに困る。
あるページでは、コンデンサから吹き出したとかの記載があるが、
接着剤です。抵抗のリード線、はんだも腐食させます。
コンデンサの真ん中にあるものは何かと思い、
傍目からは、まさか小信号用ダイオードかと思いました。(白帯に見えない?)
だけど、なんで1本のみ? 疑問が湧く・・・・
接着剤を剥がすと錫めっき線でした。基板バージョンによってもこの辺りは
部品配置が異なります。
錫めっきは剥がれ、銅材が露わです。この裏にある、1wの酸金抵抗の
リード線もポロリです。
そこのコンデンサの容量は3割減でした。ドライバ段のコンプリのトランジスタ
も謎のコンデンサ留め板の下に何故か隠されている状況です。(最悪です)
3ケのトランジスタにはんだクラック発生です。
なんだかね〜 ゴム系接着剤が触れているはんだも腐っており、
新しいはんだを与えても、乗りがよくありません。部品のリード部分にも腐食が
進んで腐食面をデザインナイフ等で剥がすしかありません。
ここは序の口、電源回路部は筐体の端に追いやられ、
巨大コンデンサ2ケの端子が基板へダイレクトにはんだ付けされています。
この電源回路を外すには、巨大コンデンサのはんだ付けを取らないと、
修理不能です。(ここは病巣の塊です)
以前の所有者は一度分解しようとしたのでは? 基板に黒マジックで
印が・・・パワー段と初段のトランスからの電源供給コネクタですが
ケーブル長が異なるので間違うことはないのですが・・・
勝手な想像:
もしかして、製造の初ロット? 実はこの端子はオレンジと灰色の
パワー段用の電源ケーブルですが、真ん中の端子はNCです。
しかし、コネクタ側では何故か?
オレンジのケーブルを切断しています。隣の端子へ新たに差し込んで
ある。 前所有者がそこまでするか? 山水の生産ラインで
気づいたかもね・・・・ それでマジックで直せの印?
また、 当初、バイポーラコンデンサをあてにして設計したが入手でき
なくて、通常のコンデンサで代用そのため、パターン面には裏に取り
付けるために、ソレ用のはんだランドが用意されている箇所もあります。
(それとも、試聴結果でコンデンサ変更?)
また、製造ラインからこんなことやってられるか!! 手間がかかりすぎ!!
次の基板ロットから、表に実装するように指摘されたか?
かな〜と、勝手に想像、通風用の大きな孔も開けられているしね、基板
書き換えるなら部品配置を見直したのではないか?
こういう場合は、基板側の孔の公差は大きく取っておかないと、コンデンサ
の端子が貫通しないので、バカ孔気味、(実際には金属プレートに孔)
はんだがてんこ盛りです。
流石にハッコープレストでもコテ先を半月チップに交換です。
ペンシルだと熱が伝わらない。それにしても、ハンパないはんだ量に吸い
取り線の消費が凄いこと・・・。
ミラクルですが、はんだの飛び散りで30年近く、ショートを免れていた。
アブねー、触るとポロリでした。
(連休前に川崎のサトーさんのところで吸い取り線2mmと3mm3ケづつ購入
いつもの如く、終了間際の滑り込みです。今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。コンデンサもシコタマ買い置きした。
もしかしたら、転売してると思われてるかも・・・ やってないよ・・・ そこまで
人様へはご迷惑をおかけいたしません。 素人が興味半分で直している
だけですので・・)
ここで再度、驚き!! パワー段は両電源仕様で動作していることは
判っていたが、回路図と配線から? 巨大な10,000μFのコンデンサは
パラレル接続でした。整流のダイオードも片側ごとにパラレル動作。
その両極から6.8kΩの抵抗で中点へ接続している。
パワー段は浮いている。バランスの増幅だからHOT、COLD側のアンプ回路
のオフセットが多少狂ってもグランド側へは大電流は流れ込まない。
AU-D707Fもパワー段の電源電圧は±62Vに対して、当機はHOT、COLD側
とアンプを別にしているので、±30Vで動作している。
ふと、思ったが、Vppで60Vであるが、コンデンサの耐圧は80Vであった。
(そりゃそうだ、ブロックコンデンサ)
ここで悪いのは、ダイオードのパラレル接続。 片方のダイオードの熱による
悪さでしょうか? はんだクラックが発生、放電したのか?
はんだとリード線の表面は黒く煤けていた。
幸いパラで動作していたので、供給停止にはならなかったが、何れは
故障となる。
初段用の電源に至っては、トランジスタはプラプラ状態でした。
この基板のはんだ付けはかなりの確率で弱っているので、全てはんだ付け
し直しです。
ここでも、不可解な液体による汚れです。水分によって?ホコリ(細かい砂)
が基板のパターン側に流れ込んだ跡が確認できます。
パターン面が上方に向いているので、雨ざらしかな〜
綿棒と無水エタノールで地道な清掃を行いました。綿棒は真っ黒です。
パワー段のバイアス調整もホット側とコールド側が分離している。
(調整時に気づく)
オフセット、HOT,COLDのバランスとそれらのバイアスを調整しとりあえずは
終了となる。
オペアンプはほとんど使用されていないく、ディスクリートで初段からドライブ、
パワー段までを構成している。
AU-D707F EXTRA (2SC2921+2SA1215) 銅めっきが憎い。
貫禄あるね。
AU-α607(2SC3284+2SA1303)
相も変わらず、レコードは持っていないので、そこら辺はそのままです。
トーンコン回路の電源部も謎の固定板でコンデンサは裏側に配置、ここにも
バイポーラ接続の電解コンデンサが鎮座するが、手持ちの緑のバイポーラ
コンデンサに置き換えた。
トーンコンとソースダイレクトスイッチは少し接触不良気味だが、連打で
改善方向なので壊さず、そのままで往こう。
漆黒のパネル部分はオレンジ由来の洗剤である程度良いが、アルミの
ヘアラインの下部は液体シミが取れなかった。
そこでスパークリーナー万能ジュニアくんで磨いて上げると、あら不思議、
キレイに落ちてくれました。(水分抜けて固まっているが、ちょっと水分で
緩めて使用した。持っとくもんだね)
フロントパネルはそこまで酷くなかったが、ツマミ類はオレンジ由来の洗剤を
水に薄めて放置しておくと、液が茶色く変色し、汚れが落ちた。
パワー段のコンデンサは一部、黒MUSEに変更した。ゴールドとどんな違いが
出るか楽しみです。(エージングに時間がかかるかも)
揺さぶるわけでないので、直立不動でこのまま、頑張って・・・・
今の所、鮮やかさはないが、落ち着いて滑らかな表現をしていると感じます。
小ぢんまりした印象の607ですが、なかなかの物です。
アンプが増えたので、置き換えを行った。
オレンジは流石にLEDです。安心です。
艶が出て、いいでがんす。
(ふるっ、実家の親父が市内で戦前から使っていたとのこと)
下にシルバーのソニー君がいます。 CDのバッファーアンプとして稼働中。
これも良い味出しています。
シンプルの信号系が持て囃される中、いろんなもん通してます。
音の分離度、響きがこのプリアンプで際立ちました。
(ホントは真空管アンプ用に考えていたが・・・)
今年度もどうにか、過ごせました。
半導体アンプが増殖した2018年でした。
ご安全に・・・・
(地震は来るか???? 山を低くしておこう。来るくる詐欺?
南洋の国で津波来ると、こっちへも波及(津波ではありません)
するかもね・・・)