今日は、本当に寒い。風邪の引き始めにご注意ください。 どうも足が冷えると
風邪を引きやすいです。 足からの冷気にご注意、ご安全に・・・・
当家の遊び部屋の片隅に3年以上前から放置状態のビクターのT−X55
コレと言って飛び抜けた性能はなさそうですが、デザインのポップさが可愛く
インジケータ類もカラフルです。
ひろくん様のページ(いつも、勉強のため拝読しております)に機種名が
なかったので、Hi-Fi Engineよりマニュアルを落として、調整をはじめました。
4連バリギャップ、セラミックフィルター3段、クオードラチュア検波(LA1235)
PLL:MPXステレオ復調(HA12016)と、さっぱりとした構成、歪や補正機能
はありませんが、デザインのポップさを見ていたい。
グラフィカルでボタンの数字がなんとも言えません。
部品チェックしていると、至るところで電解コンデンサ系の隠れ液漏れが、
見受けられます。特に松下系の青い小さな電解コンデンサは足から伝わり
基板上にその粉が付着していたり、基板が熱?もしくは液で黒ずんでいる
箇所が数カ所あります。この頃の薄型機は電源周りの半導体や酸化金属
抵抗器、電解コンデンサが怪しいです。 F−120、KT−1010Ⅱなどかなり
熱の影響があります。それよりはT−X55は高さがあるので、そこまでは
悪くありません。
最初は電源だけコンデンサの交換をしようと思っていたのですが、青いコン
デンサの粉ふき具合が酷く、ほとんど交換するはめになりました。
当家のコンデンサ在庫が底をつき始めたので、もうそろそろ買い出しかと
今日思うこの頃です。 10μF、100μFが足らなくなってしまった。
そんな時に秋葉原に出かけると散財してしまうので、要注意です。
なんとか、交換し、調整を始めると、調整箇所も少ないので、すんなり
終了です。セパレーションも55dBを取れました。 L201の左側で
歪もある程度低く抑える事ができました。
電波強度はかなり精度は良いみたいです。 ですが、
ボタンを押すと、音が途切れる。 機能ボタンがわかりにくい。
ひろくん様のページに同社のT-G90を紹介されております。
この機種のダウングレードの感じでよく構成が似ています。
後から、何気に検索すると BLUESS Laboratory様に同機の調整指針
が見つかり、やっぱりすごい方だなと思いました。
音の方は派手さはありませんが、音離れがよく、聴きやすいチューナーと
思います。 やっぱりHA12016の音だな−と思います。
可愛いやつだから、手元に置いておこうと思います。
お風邪を召さぬよう、来週も乗り越えましょう、
それでは、ご安全に・・・・