祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

緩やかなパニックの波と不安の日々

2010年12月21日 | Weblog
ブログが滞ってしまったのはパニック的な問題がなかったか
ブログを綴る事が出来ないくらい最悪な状態にあった事になると思うが
幸いにも多少波があったものの前者にあてはまるということだ

ただ11月に歩けないくらい足に激痛を覚え整形外科病院で診察を受けたところ
椎間板ヘルニアと判明
現在は8割9割回復して日常生活に問題はない
私自身注目すべき事として椎間板ヘルニアの事より
パニック持ちが外科病院に行き問診を受け
30分にわたる狭い空間で身動きができないMRI検査をクリアできた事だ
痛みに耐えた2週間ではあったけど嬉しい気持ちもあったのだ

今年の夏には胃の不調とともにパニック的には悪い方向に向いていて
さまざまな場面で気持ちが悪くなり家族と一緒に食事もとれなかったが
涼しくなってからはだいぶ改善され日常生活に自信もついた
しかし仕事の締め切りがきつい日々が続きプレッシャーにさらされ続けた結果
2週間ほど前から再び娘が同席する食卓での食事がとれなくなった
今回の場合は娘に限定されるのだが
これは心理的にかなり娘に遠慮している事を物語っている
もちろん娘には言えないので
悟られないように食事の時間をずらすなどしている

ここ最近世間でノロウイルス流行の話題を耳にするが
今日の夕食時に息子が「友達の一人に感染の疑いがある」と言うので
私は心の中で
「何故下校したらすぐに手洗いうがいをしないで遊びに行ってしまったのか!」
と思った
すると今度は病院勤めの妻が
「うちの病院でも何人も感染している」と平然と言うではないか
私は一気に食欲を失った
嘔吐恐怖症の人間としてはこんな恐ろしい病気が流行っている中
一歩も外へ出たくない心境なのに
妻はぬけぬけ「なったらなったで仕方がない」
とまるで気にしてない様子なのだ
嘔吐に対してビクビクする私を妻はよくなじるような態度をとるので
その話題にはあまり乗らないようにしている
妻と一緒に暮らすようになって二十数年の間に私が嘔吐したのは一度だけ
しかし妻はつわりを含めけっこう吐いている
その時ですら妻はあまりつらそうなそぶりは見せない
根本的に私とは嘔吐に対する感覚が違うのだと思う
嘔吐に恐怖を感じない人を羨ましく思う反面
恐怖がないからか我慢せずすぐに吐いてしまう
人前でも迷惑を顧みないで吐いてしまうというのも見受けられるので
それはそれでそんな人にはなりたくないという気持ちもある

それにしてもなんでこの世の中にあんな恐ろしいウイルスがあるのだろうか
はやく冬が終わってほしい
はやく予防薬や治療薬を開発して欲しい
それ以前にあの恐怖のウイルスを絶滅して欲しい!
と心の中で叫ぶ今日この頃である


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