祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

過去の症状と現在自分の置かれている状況の説明

2008年05月17日 | Weblog

小学生の頃日常生活において突然不安感に襲われたり気持ちが悪くなったりしていた原因がつかめないまま脳波検査等うけまくりドクターショッピングの結果「自家中毒」と診断される

2002年絵師として多忙を極めていた頃ストレスで何ヶ月も胸が苦しい日々が続いていた
メチャクチャ不規則で不健康、偏った生活をしていたある日胃腸の不調と電車に乗れなくなる症状が出始める一番酷い時はコンビニに入れず後に並ばれるとATMで金を下ろすことすら出来なくなってしまっていた

胃腸科に通いつつ心療内科にも通い「パニック障害」と診断されるそこで処方された薬は「ワイパックス」「ソラナックス」「メイラックス」...あたりだったと記憶している
2つ目のクリニックで森田療法の本をすすめられ症状の記録も書くようにと指示される薬をお守りにいわゆる行動療法で少しずつ電車に乗ったりして自信をつけていき 2004年夏頃にはほぼ生活に支障が無いレベルまでになる

パニック症が治った頃逆に絵師としての仕事がなくなり追い込まれるが細々と絵を描きながらアルバイト、派遣、契約社員として2007年いっぱい外で働く
この頃はパニック障害であった事を忘れるくらい元気だった
しかし2007年暮れに契約満了を機会に絵師としての復活を果たすべく家に閉じこもりきっかけになる絵を描きためる
ただそれが本当に仕事に繋がるかどうかなどわからないままであったことや苦しい経済的な理由から不安な毎日を過ごす事になりまた胸が苦しくなるそして外食、会食時に胃の辺りがモヤモヤしその場に座っている事が辛くなる(過去の嫌な記憶がよみがえる)

過去に治った経験があるためそれほど気にせず再び契約社員として元いた職場に再入職するが日ごとに症状が悪化し結果1ヶ月も持たずに退職する事になる
再び引きこもり生活が始まると経済的な不安から精神面で不安定になり落ち込む日々症状もより酷くなり頭のどこかに不安を抱くととたんに発作を起こし始める

08年4月初めての病院の心療内科にいく診察室でコレまでの症状を話している途中突然発作を起こし診察を中断し薬だけ処方してもらい帰宅
その時処方された薬が「パキシル錠10mg」「コンスタン0.4mg錠」「レキソタン錠2mg」だった良く効くとされ処方される率の高い「パキシル」だが実は1錠も服用せず捨ててしまった
何故なら副作用に嘔気がおきる事もあると記されていたからだそれでなくても毎日胃の不調で吐き気に襲われる事が多いのにこれ以上気持ち悪くなりたくないという恐怖心からだった

「コンスタン」はとにかく眠くなるという副作用に襲われたが実際気持ちが落ち着くといった自覚はそう感じられなかったように思う
「レキソタン」発作時の頓服として処方され飲む機会があったが正直即効性は無くまったくというほど自分には効かなかった

ところで自分のパニック症だが一般的によく情報にあるのが突然心臓がバクバクし始め死ぬほどの恐怖を味わうが 30分もすると何事も無かったかのように収まるただその恐怖がいつまた襲うかもしれないから外出が出来なくなる・・・というのとは違う

私の場合は人の多い電車やレストランなど公共の場で逃げ場所がなくなるような特に着座姿勢の時に胃の不快感から心拍数が早くなり気持ち悪くなりその場にいられなくなるというのが主だった症状だ
それ以外にも見知らぬ人との会話や高い場所など緊張感がおこるケースに発作を起こしやすい
また最近では人通りのある場所での自動車の運転や信号待ち、渋滞時にも発作を起こした事もある
時間的には2時間くらい続いたり緊張から解ければ自然と治る事もある
天気の良い日に外で身体を動かすとその日は一日体調がよいことがあるがやはりこれはセロトニンに関係があるのだろうか?

パニック障害の事をよくネット上で調べる機会が増えたがどうも自分の症状がいまいち当てはまらないような気がしていた
そこでさらに調べてみるとそこで初めて「会食恐怖・嘔吐恐怖症」という存在を知る事になる(コレはほんの数日前のこと)
そして自分の置かれている精神状態や症状がまさしく「嘔吐恐怖」に当てはまると思えたその時は世の中に同じ症状の人が意外と多いということを知り気持ちが楽になったのを覚えている
自分の嘔吐恐怖についてはまた別の機会に書くつもりだがこれからはこの症状とどうやって戦っていくかが課題となると思う

先日5月12日(月)に再び薬を処方してもらおうと病院に赴いたが前回途中で発作を起こしてしまった事がトラウマになったのか敷地に入ったとたん気持ちが悪くなり受付段階で発作が酷くなり結果診察をうけずに帰宅することとなる
その時レキソタンを飲んだがまったく効かなかったのもショックだった
このままでは診察も出来ないので書面に自分の症状や希望を書いて 16日(金)に家内にお願いして担当医師に手紙を渡してもらい薬を処方してもらった

今回処方された薬は「ジェイゾロフト錠25mg」「ユーパン錠0.5mg」「ドグマチール錠50mg」頓服として「デパス錠1mg」だ
ネット上で調べるとジェイゾロフトも人によっては吐き気があるようだが比較的副作用は少ないらしく処方された時の説明書にはそういった文言が書いてなかったので思い切って「ユーパン」「ドグマチール」とともに飲んだ
特に眠くなる、だるくなる、めまいなどの症状は出なかった気持ちが悪くなる事も無かった
なにやら「ドグマチール」は胃薬的な効果もあるらしいからそれも功を奏したのかもしれない
それより「ジェイゾロフト」よりも「ドグマチール」の副作用の方が気になるかもしれない「ドグマチール」の副作用は一般的に太る、乳が張り場合によっては男女関係無く乳汁がでるということだ
昨日の夕方から飲み始め現在3錠を飲んだが現在の体重70キロジャスト数ヵ月後にどれくらい太るのかが心配だ

人気の「デパス」は今回頓服として苦手な場所へ行くときのお守りとして服用する為に処方された行動療法の強い味方になったくれる事を期待する
「デパス」は持続力は短いものの安定剤としては強力だという評判を信じたい
とりあえず今回第一回目の日記は症状を中心としたいささかかたい文章表現となってしまったが今後は嘔吐恐怖症になった経緯などをもっと掘り下げて書いたり克服の為の行動療法体験を綴っていきたいと思うまた病気とはなれて仕事の事や日常の出来事も交えていくこととしよう
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