祝杯をあげる日の為に~パニック闘病記~

病気を克服し完全社会復帰をするまで
もがき苦しむ日々の記録

正月は憂鬱

2011年01月02日 | Weblog
めでたいはずの正月
盆と正月がいっぺんに来たという言葉があるが
私にとってお盆は一年で一番好きな時期だが
正月は一番嫌いな時期なのである
何が嫌いかというとまずは年賀状
多くの人が思っている事かもしれないが
年末の年賀状書きは面倒くさく全て書き終わった達成感から解放されることなく
正月を迎えた早々思いがけない人物から年賀状が必ず毎年届いてしまい
その時のストレスはとてつもなく大きい

もちろんこちらからも年賀状を出さなければ失礼にあたるという思いから
あらためて年賀状を書くことになるのだがそれは本当に辛い作業だ
何故に元旦からこんな苦行をしなければならないのかと思わず毒づいてしまう
この作業は元旦だけに限らず4日以降に届く事もあるので
連日1枚2枚の為に心かき乱されてしまうのだ

そして年賀状以上に嫌な事は新年の挨拶である
毎年使っている言葉ではあるが一年のうちほんのわずかな期間しか使わない
堅苦しい挨拶の為にとにかく苦手なのである

非常に緊張感が高まる瞬間でもありにこやかに平常心で挨拶する事は
人見知りであがり症そしてパニック持ちにはとてもハードルが高いように思われる

挨拶したくないような嫌な相手とは特にご近所の方々などだが
現在の住まいに15年以上住んでいるとはいえご近所とはあまり親しいとはいえない
しかし子供もいるので全く関わりがないかといえばそうでもない
陰険な人やうるさ型のおばさんなどもいるが無視するわけにもいかず
それなりの挨拶をしなければならない

「あけましておめでとうございます」まではしょうがないとして
「本年も宜しくお願い致します」というほどの付き合いは実際ないので
ここら辺がとても引っかかる部分なのだ
できれば成人式の時期辺りまでは誰にも会いたくなく
家の中に引きこもっていたいというのが本音だ

唯一正月がいいなと思う事は私の住む地域は比較的晴天である事が多く
空気が澄みきり空が青々して富士山がくっきりと見える事だ
私にとっての正月とはこんな感じなのだ

とはいえ私も日本人
初詣に行き今年一年が安泰でありさらなる躍進を願ってしまうのであるが
それ以前に数日間ご近所の方々に会わないようにというのが
本当の意味でこの一年の最初の願いになるのかもしれない

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