宮城の作家希望

作品など

心さんの日常

2020-08-12 13:56:00 | 小説
朝起きると顔を洗い朝食を食べ専用のエレベーターで図書室に直行して何やら仕事を始めるが内容はよく分からない。伝票のチェックやら整理など時にパソコンだったりと内容は色々だった。あまり詳しくは分からない。
後は誰かに呼ばれない限りは、好きな本を読んでいた。

午後は子供達が来るじかんまで静かに寝てたり本を読んでいたり好きにしている。何も起こらない限りは、
子供達が来れば本を一緒に読んだり歌を歌ったり遊んだりをしている。
一般の人は別の部屋にある図書館に行ってるので基本的には彼女と子供達の空間になる。

子供達が帰ると図書室を閉めて地下におり一日を終える。問題なければ、そのまま終わる筈なのだが今日も心さんは機嫌が悪い。
『だってかまってこなかった』
『仕事中なんだから当然でしょう』
『今まで散々邪魔して置いてどの口が言うのかしらね』
『すいませんでした反省して、えっ邪魔していいのかな?』
『いっ今更に何言ってるの』
心さんが真っ赤に成って抗議してきた。
『程々に、なら、いい、から、、』
たどたどしく答えてくれた。

ああっここの女神は素直なんだな、、自惚れかななどと考えていると手を握り
『頼ってくれてありがとう』と言ってくれた。
あれ今手が触れている。
二人はハッとしてお互いを見合った。
『ディ顔がハッキリ見えてる若いね』
『そう、ありがとう』と私も急に赤くなり答えた。しかしどう言う事だろう???
ハテナがいっぱい付いている。