宮城の作家希望

作品など

女神と聖女

2020-12-05 18:18:49 | 小説

女神と聖女 ここは大聖女の力で再生のチャンスを与えられた世界であるが、全く別の世界に変わった訳ではない様で元の世界の人物が現れる。
似か寄った世界
世界は何故自らを食ってしまったのか❓️
女神と聖女の関係は、この世界とどう関わったのか


心の恋イメージ段階の設定

2020-11-29 22:45:07 | 小説

最初の天使 空天使 闇を切り裂く始まりの光 目覚めの天使 エレナレナの姉ヴェラ ヴァイオレット ローレルロール 豊穣の女神オオカミさん 女神の書 古代魔法 想像の女神 無ければ創る 共鳴魔法 この世界にきたのが14歳だとして13年から14年 闇天使ジャマランジャ通称ジャマ女性。固定した姿を持たないのでディの前では心さんの本当の姿❓️である27歳。 ディヴェストとは長い付き合い 時空人ララ 心さん濃度


沈黙の森

2020-10-25 22:09:00 | 小説
はじまりの森
世界が始まりし頃はそう呼ばれていた。
この場所は最初に聖女が現れた場所である。
緑に覆われた大木の茂る巨大な森だった。
大柄な神獣と呼ばれる獣が住む森。

そこから現れた聖女は始まりの聖女と呼ばれた。
だが間も無くして聖女は光の中に消えてしまった。
神獣も姿を消し森は力を失ったかの様に木々が倒れて行った。森は少しずつ縮小して今の大きさになり魔石が獲れる様になる。

魔石はそれ自体が魔力を持ち魔法の使えない者の助けとなった。
やがて魔石を加工する職人が集まり町が商人を呼び街へやがて人々を呼び国が築かれた。
南洋の国ナラの始まり。

それより少し前に海洋国ナーガの地には癒しの力を持つ女性が人々に何やら紙切れ渡し御守りだと言って渡していた。
それは魔石に似た力を持っていた。

その女性はのちの世代にグランデシアの王妃となる人物の祖先である。
御守りの紙切れこそが女神の書。
聖女に助けられた時に盗んだ物だったが彼女は自分の為ではなく人々を癒す為に使った事が幸いしたのか何の咎めも受けなかった。

とは言え、書は本来なら女神かそれに準ずる者が使う者で魔力の消耗は計り知れない。
だが、書に祈りを捧げると魔力が回復したと言う。

しかしそれは聖女を死に追いやる行為である。
聖女は書の癒しが必要だった。更には勝手に使用され聖女の力は失われて行った。
それを補うかの様に森は人々の魔力を吸い出した。
やかて、沈黙の森と呼ばれる事となる。


31、それから

2020-10-24 13:14:00 | 小説
エレガ達が訪れた時まさに王と大臣が世界に食われるその瞬間であった。
それは、エレガ達も同じで一瞬で食われてしまった。彼等の魔力など何の役にも立たない。

神獣
『白銀‼︎食われていたのか!』
白銀
『今思い出した。もう遅いが』
エレナレナ
『今更どうにもならない』
ララ
『皆んなやられたのか?大聖女の力もここまでか』

アカネ
『まだですエレガは移動魔法を』
エレガ
『そうだ時空人さんは空間魔法でミャーは蘇生魔法だ』
アカネ
『そしてこの杖が魔力増幅を上手くすれば成功する』

エレナレナもうなずき全員が最後の悪あがきに挑戦した。

ーー

場所は沈黙の森だが今はまだその名では呼ばれていない、始まりの森。

森の奥の大木で赤いワンピースを着た女の子が黒髪を風になびかせて眠っている。
大事そうに一冊の本を抱えて静かな吐息を響かせて穏やかに眠っている。
『ミャーお別れね』
聖女に祝福を送って消えた。
誰かが杖を振った。

30、作戦会議

2020-10-23 12:56:00 | 小説
アカネは作戦会議と称してエレガを呼び。
『それではナラの戦争阻止の作戦会議を始めます』と宣言をした。

作戦とは、ナラ王城までの道筋で全員の魔力を全開で放出して行く。こちらの能力を隠さずに行く事で威嚇しようと言うのだ。

『神獣さんも姿を見せてね、より効果的に唸った方がいいかな』
『やだよ下品だから』
『じゃあ威嚇して特に王に会う時はね、ミャーは癒しパワー全開ね』
心得たとばかりミャーは『ミャー』と答えた。

『アカネは常に全開ですから』
『エッ漏れてる』
『溢れているが正しいかな、アカネは規格外ですから』

その頃ナラ王城では
大臣『王よ戦争などとの言葉はお控え下さい』
ナラの王『分かったいる、だがジラートがあれでは、、』
言葉を濁す王。
大臣も無言に、

その時ノックの音が響いた。