純粋な気持ちなんです

日本では今回の韓国の輸入禁止措置に怒りの声があがっているようです。

**************************************************ここから一部引用。
韓国が８県の水産物輸入禁止　東北の関係者、怒りと落胆 2013年9月7日（土）06:10
福島第１原発からの汚染水漏れを理由に韓国政府が青森、岩手、宮城、福島を含む８県の水産物輸入を
全面禁止したことに、東北の水産業関係者の間には６日、怒りと落胆が広がった。
汚染水問題で試験操業を中断している相馬双葉漁協（相馬市）の佐藤弘行組合長は
「政治的背景が色濃く、日本への嫌がらせと感じる」
と気色ばんだ。
(河北新報社：http://news.goo.ne.jp/article/kahoku/politics/kahoku_K201309070A0A303X00004_231411.html)
**************************************************ここまで引用。

この中で、相馬双葉漁協の佐藤弘行組合長は
「政治的背景が色濃く、日本への嫌がらせと感じる」と気色ばんだ。
とありますが、
韓国在住のわたしから見ると、「政治的な」色合いはゼロです。
純粋に日本の水産物が怖いのです。

国民一人一人が日本のものを今や信じなくなりつつあるのです。

福島沖合で取れたものを、北海道にもっていって加工して売ると
「北海道産」という表示になる、というのもこちらでは報道されています。
ですから、九州産だ、金沢産だといっても、
「え、本当？？？」
っていう気持ちなんです。

わたしは東北の出身です。
非常に辛い思いです。でも、これだけはしかたない。

とりあえずは、福島近隣8県の水産物輸入禁止措置ですが、
これから「日本産全面禁止」となる可能性も十分にあります。
そうしてないだけでも、韓国に感謝すべきだとわたしは考えています。
（ちなみに中国は10県からの禁止措置です。）

政府・東電の収束措置の遅れが、こうして、莫大な影響となって現われてきています。
まずは、F1（フクイチ）を収束することに全力を傾注しなければなりません。
一日も早くF1の収束を願うばかりです。
今後、どのようになっていくか、考えるだけでも恐ろしいです。

負の連鎖をさせないで、この負の連鎖を絶ちきって、
いまからでもすぐにも、F1収束に全力を傾ければ、
日本の生きる道が拓かれます。

そうしないと、日本は危ういです。
これは、冗談でもなんでもなくて、現実です。
禁止措置をした国を怒るのではなく、
その原因を造った部分を反省し、国をあげてF1収束にかけるしかありません。
がんばれF1！、がんばれ日本！

bacsa
【付録】
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