東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

日本の銭湯に魅せられる外国人観光客。

2013-12-05 05:00:00 | 韓国物


サンケイ新聞におもしろいニュースが出てました。
ご紹介します。
***************************************************************************ここから引用。
日本の銭湯に魅せられる外国人観光客 文化の違いからトラブルも

フジヤマ、アサクサ、テンプラ…。そんな定番の日本観光に加え、外国人観光客から「銭湯」が人気を集めている。
日本人の利用が減少する中、旅行代理店が外国人の団体ツアーに組み込むほどで、昔ながらの「裸のつきあい」が魅力的に映るよう。
2020年五輪の東京開催が決まり、観光客の増加とともに、入浴客も増えそうだが、
文化の違いからトラブルになるケースもあり、関係者は異文化理解を促す取り組みに乗り出した。

■リアルな日本の生活文化
 「ドイツでは水着を着て公衆浴場に入ることが多いので、プールで泳いでいるような気分。
だから、裸になって体をきれいに洗い流し、湯船に入る日本の銭湯はすばらしく、リラックスできる」

 来日して約1年のドイツ人で、千葉市若葉区の無職、ヨハンナ・シュマックさん(28)は
日本の銭湯文化をこう評する。
 都内の米国人で、病院検索口コミサイト社長、マイケル・ボブロブさん(50)も
「裸で他人と風呂に入る銭湯文化は米国人には珍しい。言葉は違っても裸のつきあいができるのはとてもいい」と話す。

 外国人を喜ばせる銭湯文化。その理由について、平成16年の設立以来、約70カ国6200組の外国人を案内してきた
NPO法人「TOKYO FREE GUIDE」の川本佐奈恵理事長(53)は
「ガイドブックにあまり載らないような日本人のリアルな生活文化に興味を持っている外国人観光客は多い。
日本文化に根付いた銭湯への関心も高いと思う」と分析する。

■新たな市場
 実際、東京都内の銭湯約700軒が加盟する都公衆浴場業生活衛生同業組合の上地丈一事業課長(59)によると、
「浅草周辺では、1日20~30人の外国人観光客が訪れる銭湯もある」という。
外国人観光客が利用する羽田空港を抱える大田区の大田浴場連合会の近藤和幸相談役(62)も
「旅行会社から外国人の団体ツアーに日本の銭湯を組み込みたいという問い合わせがあった」と明かす。

 自家風呂率が9割を超え、日本人利用客が減少の一途をたどる都内の銭湯業界にとって、
外国人観光客は新たな市場に映る。

 ただ、北海道恵庭市内の温泉施設で今年9月、伝統文化として顔に入れ墨のあるニュージーランドの
先住民マオリの女性の入浴を断るなど、日本と外国の文化がぶつかる局面もあり、相互理解が求められる。

 こうした中、大田区と大田浴場連合会は共同で23年、米、中、韓などの外国人らを招き、
銭湯施設に入りに来た設定で、シミュレーションを実施した。
すると、「脱衣場に土足で上がる」「下着のまま湯船に入る」「体を洗う場所で自らの衣服を洗濯する」など、
文化の違いがもたらすマナーの問題が浮かび上がった。

■同調しすぎないおもてなし
 そこで、同連合会などは外国人向けに、銭湯関係者が銭湯の入り方を説明できる図付きマニュアルを作成。
都公衆浴場業生活衛生同業組合も、加盟施設に対し、同様のパンフレットやポスターを配布している。

 パンフレットは英語、中国語、韓国語と日本語で入浴マナーのほか、歴史的背景について説明。
ポスターには(1)靴を脱ぎ、げた箱に入れる(2)入浴料を払う
(3)空いているロッカーを探し服を全部脱ぐ-などの入浴手順を記載した。

 「日本の銭湯の正しい入り方が分かれば、外国人も自分が間違った入り方をしているのではないかと気兼ねすることなく、
楽しむことができる」とシュマックさん。パンフレットの評判は上々だ。

 2020年の東京五輪開催が決定し、外国人観光客への“おもてなし”が注目されている。
川本理事長は「日本に来る外国人は日本を知りたくて来ている。
自国の文化と違うからと言って不快感を示す外国人はいない」と指摘。
その上で「日本人は外国人に同調しすぎず、もともと持っている礼儀正しさやきめ細やかさをもって、
銭湯をはじめとする日本文化を紹介すればいい」と話した。

 観光庁の平成25年7~9月期の訪日外国人の消費動向調査では「次回、訪日したときにやりたいこと」では、
「温泉入浴」が45・6%で第1位だった。

 2位の「日本食を食べること」の42・9%、3位の「自然・景勝地観光」の36・7%、
4位の「ショッピング」の36・3%を追い抜いた。

 また、「期待以上だった活動」として「温泉入浴」をあげた訪日外国人も57%で、
「自然・景勝地観光」に次ぐ第5位にランクインした。

 国籍別では、期待以上と答えた米国人は76.5%、韓国人が59.8%、中国人の55.9%となった。

(産経新聞 http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20131124543.html?fr=rk)
***************************************************************************ここまで引用。

銭湯が魅力だとはちょっと驚きでした。
韓国にも銭湯があります。
モグヨクタンっていいます。
今も人気です。
でも、最近は「チムチルバン」というサウナ兼銭湯という感じの施設が人気ですかね。
これはオールナイトでも1万ウォンとか高くても1万5千ウォンぐらいだと思います。
日本円で1000円くらいですね。
一晩、ホテルがなくてもここで休めばOKです。
韓国にいらしたら、是非一度この「チムチルバン」をご利用下さい。
おもしろいですよ。
いろんなサウナがあります。
氷のサウナとか、、、、。
入ってみてのお楽しみ。

bacsa
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