東方のあかり

東アジア(日、韓、中+その他)のまとまりを願ってこのタイトルにしました。韓国在住の日本人です。主に韓国発信の内容です。

国民年金で20万円もらっている人。

2023-05-07 21:14:30 | 韓国物

日本では国民年金はいくらくらいか。月、6万円前後が大部分だと思う。
韓国でも国民年金はだいたい日本と同じようなものだ。ところで掛け金
を多く設定し長年かけ続けてきた人で国民年金で月に200万ウォン(20万
5000円)以上もらう人が現在韓国に1万5290人ほどいるという。文化日報
(韓国の一般紙)が報道していた。ご紹介したい。

今年に入って退職後、国民年金を毎月200万ウォン(20万5000円)以上も
らって老後生活をする人が1万5000人を超えた。昨年末までは5000人台
だったが、1か月間で3倍近く増加したのだ。

5月2日、国民年金公団の「2023年1月基準国民年金統計」資料によると、
今年1月末基準で月200万ウォン以上の老齢年金(10年以上加入すれば
老後に受け取る一般形態の国民年金)を受け取る受給者は1万5290人
に達した。

性別では男性が1万5077人(98.6%)で絶対多数で、女性は213人(1.4%)
に過ぎなかった。過去、経済活動に参加する女性が多くなかったうえ、
経歴断絶も多かったためと見られる。昨年12月末基準で5410人だった
月200万ウォン以上の受給者が、このように年が変わるやいなや1か月で
2.8倍増加したのは、1998年(7.5%)以来24年ぶりの最高記録を立てた
昨年の物価上昇率(5.1%)を反映し、国民年金受給額を今年1月から引
き上げた影響と分析される。

国民年金を月200万ウォン以上受け取る受給者は年々増えている。国民
年金制度が定着し、20年以上長期加入して老齢年金を受け取る人が増え
続けているうえに、物価引き上げに合わせて基本年金額が着実に上がっ
た結果だ。

国民年金月200万ウォン受給者は1988年の国民年金制度施行後、30年後
の2018年1月に初めて誕生した。以後2018年10人、2019年98人、2020
年437人、2021年1355人などに増えた。昨年は5410人と、1年で4倍に
増えた。国民年金が毎月200万ウォン以上固定収入で入ってくれば、
引退後の老後生活を送るのに大きく役立つ。月200万ウォンは50代以上
の中高年者が考える個人基準老後適正生活費を超える水準であるためだ。

今年1月末基準の国民年金の月最高受給額は266万4660ウォン
(27万3000円)で、月260万ウォン(26万6000円)を超えた。
平均受給額は月61万7603ウォン(6万3000円)で、昨年12月(月58万
6112ウォン)より3万1491ウォン増加し、初めて60万ウォンを超えた。
月100万ウォン以上の老齢年金受給者は64万6264人だった。

日本で国民年金を20万円以上もらっている人が何人くらいいるのか
気になるところだ。
(厚生年金ならざらにいらっしゃるのは言うまでもないけれど^^)

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