平昌五輪 絶対不動ののベストショット 2つ
2月18日、平昌五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった小平奈緒(31、相沢病院)。
記録は36秒94の五輪新記録。
14組で滑った奈緒のすぐ次の15組に韓国のイ・サンファ(李相花)が滑った。
オリンピック記録をマークしたんだから、やいのやいのと騒ぎたい気分だったろうけれど、
奈緒は静かに!というジェスチャーをして会場をしーんとさせた。
次に控えているイ・サンファに対する最大の配慮だった。
そして圧巻は、サンファが滑り終えて泣き崩れるところに寄り添ってゆき
ことばを掛けてあげた上の場面。
サッカーの長友も、
「アスリートとしてではなく、1人の人間として、誇り、情熱、尊敬すべてが入り混じったシーンだった」
「あんな行動なかなかできないよ」と称賛。
やっぱ、あんな行動って、普通の人にはできないよな。
それも、みんな見てくれっていう下心でやってるのではなく、
純真な、なんの汚れもない天真爛漫の気持ちで寄り添う。
イギリスのプレミアリーグなどを見ていると、
勝っても負けても試合後はお互いに抱擁したり肩叩いたりしているような絵をときどきみるようだったので、
相手を慰めたりするのは結構簡単なノリでできちゃうのかな、なんて思っていたけれど、
そうでもなかったんだ。
やっぱり、あの奈緒の行動は、絶品に値するものだったんだ。
あんまりよいしょするのはよくないのだけれど、
奈緒は日本の宝、日本の誇りだ。
こんな人がいてくれて、ありがとう。これからも元気で世界記録に挑戦していってほしい。
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