韓国でも救世軍が年末に行なう「慈善鍋」。
これに3年連続、1億ウォンを投じて
どこかに消え去る男性がいます。
KBSのニュースより。
2年前と昨年、ソウル明洞の慈善鍋に1億ウォンあまりを寄付した60代と推定される男性。
自分を「新月洞の住民」とだけ明かしている同男性が、22日の夕方、再び明洞に現れました。
今回も白い封筒一つを静かに出して入れました。
<インタビュー>チェ・スジン(救世軍士官候補生):
「『いい仕事をしているのに、何でこんなに涙が出るんでしょうね?』そんな言葉を言われました。
そんなふうに言ってから忽然とどこかに去って行きました。」
昨年と同じ1億ウォンの小切手でした。
もう3年目、慈善鍋に入れたお金が3億ウォンを超えました。
例年のような筆跡で心を込めた手紙も添えてあります。
過ぎた年月、高度成長の主役だったけど今は病魔に苦しむ不遇な隣人があれば、
助けになることを願うと記してありました。
<インタビュー>イ・スグン(救世軍慈善鍋本部事務総長):
「低所得層独り暮らしの老人のために使うのが最も寄付者の意に沿うものだと思います。」
最近発見された6,800万ウォンの債券に次ぐ1億ウォンの小切手。
小さいけれど大事にしまっておいて慈善鍋に入れた貴金属から、
ちびっこ天使たちが入れた100ウォン硬貨まで。
顔と名前を隠した天使たちが不況で凍りついた街に愛のぬくもりを届けています。
(KBSのニュース http://news.kbs.co.kr/news/NewsView.do?SEARCH_PAGE_NO=&SEARCH_NEWS_CODE=2776950)
bacsa
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