涙と笑いのHIV奮闘記

自分とは無関係と思っていた病気と思いがけなく向かい合い、闘病を続けるオヤジの日記。
仕事に趣味に彼氏との生活に奮闘中。

歌舞伎:浪花花形歌舞伎本日初日

2007年04月01日 | お薦め

そう、そこは松竹座。
京都の南座とともに関西歌舞伎の拠点です。
東京は歌舞伎座を筆頭に、新橋演舞場、浅草、そして国立劇場がありますね。
関西は以前は大阪は中座でしたが、閉館後新築された松竹座にその座が渡りました。


今回は松竹座会場十周年ということで、その記念興行です。
なんと、7月にも公演があるのです。わくわくします。


今回は花形歌舞伎、つまり若手中心の舞台。


坂田藤十郎の息子翫雀、扇雀
片岡仁左衛門の息子孝太朗
片岡我当の息子進之介
片岡秀太郎の芸養子愛之助
坂東竹三郎の芸養子坂東薪車
中村富十郎の甥亀鶴


将来この中でだれが関西歌舞伎をひっぱって行くのでしょうか。


翫雀、扇雀は大きくなってから歌舞伎の世界に入り、
そして父が坂田藤十郎を襲名することが話題になったころから数々の舞台にでるようになって、
急に力をつけてきました。
翫雀はそれまではどすこい役者とか大根とかいわれていたのに、
さすが、今回の老け役はかわいそうでしたが結構いい線いっていました。


でも、ひそかに期待しているのは愛之助。
今回も仁左衛門を髣髴とさせる立派な立ち姿・口跡。
芸養父の秀太郎は玉三郎と全く異なる、関西味のつよいいい女形です。
実はやじは昔から大ファン。
仁左衛門も大ファンです。先月の歌舞伎座での権太、よかった~。


で、今回良かったのは第三部の「夏祭浪花鑑」。
最近は勘九郎、いや勘三郎が団七九朗兵衛を勤めることがあるのですが、
何せ江戸役者。大阪が舞台ですから、言葉が・・・。
その点、愛之助、上方風でよかったです。


11時から21時まで10時間しっかり観劇。
幸せな気分で帰ってきました。


帰りのお土産、551蓬莱で買ってきた豚饅と中華ポテト。


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