三年坂を上がったところが清水寺への参道です。
清水寺へは何度も行ったことがあるので、
(元カレがこの辺に住んでいるので)
今回はここから八坂の塔を経て東大路に向かいます。
清水の駐車場の北側の坂道(松原通)を下りてゆくと、右手に清水小学校があり、
次の路地を右に曲がると八坂の塔が見えてきます。
しばらく行くと道をまたぐ石の橋が見えてきます。
この橋は「霊山橋」(旧極楽橋)といい、大正11年に作られた橋です。
霊山浄土へ五歩で渡れます。
どちらから渡っても彼岸(=霊山浄土)へ渡れるそうです。
「渡る前『南無』と唱えて霊山へ
『妙法蓮華』と五歩目の『経』たり」
と書かれています。ここにも浄土宗の影響があるようですね。
どんどん八坂の塔に近づきます。
八坂の塔は592年に聖徳太子が如意輪観音の夢のお告げで建てたとされています。
興福寺、東寺の五重塔に次ぐ高さを持つ塔です。
残念ながら塔の内部に入ったことはありませんが、特別公開などされているのでしょうか。
塔の前を左にくだり、東大路に向かいます。
この道も石畳となっています。
人力車のコースになっているのでしょうね、時折人力車とすれ違います。
途中に身代わり猿を軒先に吊るしている民家が何軒もあります。
まるで奈良市のならまちの散策をしているようです。
身代わり猿を売っている店もありました。
もしかして付近に庚申堂でもあるのかと思って探してみると道の左側にありました。
着物姿の女性の姿をみつけました。
でも、「舞妓」さんじゃあありません。
帯の結び方や下駄が違いますから。しかも立ち姿も違いますしね。
三年坂にはこういう着付け、化粧をしてくれる店があるので、そこで着付けたのでしょう。
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