ゆるゆる、さらさら♪てけてけ♪

おばナース修行も10年目になり、看護小規模多機能型居宅事業所にいます。手話通訳士としても活動中。

相手の「ホーム」で話しを聞く☆

2014年10月30日 07時43分33秒 | 新米おたんこナース☆
昨日は受持ち患者さんが、ご家族のお家へ「外出」されました

2年半ぶりの外出で、ご本人の疲労も考えて、ほんの短時間の外出でしたが、

私には大きな一歩となりました

お家の中で、ご家族と過ごしていた患者さん、お迎えの介護タクシーが来たら、

ぽろぽろと涙を流されていました

ご家族さんも、今まで自宅で介護をしていた時の話しや、患者さんへの思いを

いろいろと聞かせて頂くことができました。

やはり病院ではなく、その方の懐というか、「ホーム」でお話を聞かせていた

だくことが、本当に大切なのではないかしら。

本当のところって、安心した環境じゃないと話ができないってことなんだわ。

自分だったらそうだもの・・・。

などと感じる事ができたひと時。

ご家族がそろった写真をカメラのファインダー越しに見ながら、自分に「したい事」

「見たい笑顔」「みたい風景」の一部がここにあるんじゃないかしら・・・。

と思いました。

まだまだ、おたんこナース修行はこれからなのですが、私には大きな一歩でした。

外出の準備と病院に帰って来てベッドに戻る時、ケアワーカーさんたちの動きに速さ

心配りにも感心。

そしてベテランワーカーさんに「ありがとう」って言われました。この言葉にも、私は

いろんな可能性を感じたのでした。