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mmasaki@HelloNavi

Linuxにおける設定の覚書(今はAndroidアプリ作成の覚書)

Xperia NXをroot化した

2012-07-01 03:49:28 | Weblog

 知り合いが持っているINFOBAR A01が数週間前から突然挙動不審の動きをし始め、まともにメールが打てなくなって困っており、その他にも一時期話題のあったシャープ製カレログ?が仕込まれているのも気持ち悪いということもあり、ここで思い切ってiPhoneにするか又は他のAndroid端末にしようかと相談がありました。あんまりハードに詳しくない人だったのでiPhoneを薦めたのですが、以前私が作ったappが気に入ってるので、できればAndroid端末にしたいが、INFOBARを使用してAndroidOSに不信感があるようでした。とゆーことで、日本製の端末は止めて、取り敢えずHTC Jを薦めて今日新宿の移転前のビックカメラに行って見てきました。HTC Jを数分いじった後、「これがAndroid携帯なのか!」と非常に感動した様子で、知り合いはそのまま機種変してましたw  私から見ても4.0でこれほどスムースに動いているのは、さすがHTC製と本当に驚きました。

 マジ、HTCいいな~いいな~Xperia NXなんてまだ正式に4.0のupdateの発表もないのに、後から発売されたacroHDが何故か先に4.0のupdateの発表があり、こんな理不尽なことが許されるのかと非常に不愉快な気持ちになってました。この不満をどうにかしようと、ちょうど4,5日前からNXがroot化できる方法がようやく解明されたので、もう勢いでやっちゃいましたw 自分の備忘録として書いておきます。当然、自己責任で。しかし、ROM焼きなんて初めてでしたのでちょっと大変でした。ツール等はぐぐればいろんなHPで紹介されてますので、そちらを参考にして下さい。

 【ROM焼き手順】 作業OS : Windows7 home 64bit

1. FlashToolを解凍後、別途DLした差分を実行すると勝手にupdateされる。
2. USBデバッグを有効にする。
3.  Root_Exploit_OneClick.zipを解凍する。解凍したフォルダにある「RunMe.bat」をコピーし、同一フォルダ内にペーストする。
4.  「コピー ~ RunMe.bat」をテキストエディタ等で開き、1~15行目まで残し、16行目以降は消して上書き保存する。

--ここから--
@echo This is an adapted idea from the methods of
@echo Dan Rosenberg (vulnfactory.org)
@echo -Script by Bin4ry-
echo off
cd data
echo Please plug the device in ADB-Mode
adb wait-for-device
echo Rename /data/local/tmp to be able to create symlink
adb shell mv /data/local/tmp /data/local/tmp.old
echo Trying to create /data symlink
adb shell ln -s /data /data/local/tmp
adb reboot
echo Waiting for device to reboot
adb wait-for-device
adb shell rm /data/local.prop > nul
--ここまで--

5.  編集した「コピー ~ RunMe.bat」を実行する。
6.  電源の入ったNXをUSB接続する。
7.  勝手にリブートするので、USBを外して電源を落とす。
8.  Xperia NXの設定を初期化しておく。
    ホーム画面」>「 メニューキー」>「本体設定」>「プライバシー設定」>「データの初期化 」>「携帯電話をリセット」>「すべて削除」
9.  Flashボタンを押下して、Flashmodeを選択し、OKボタンを押下する。
10.install先のFlashtoolフォルダー内のfirmwaresフォルダーにLT26_6.1.A.0.452_Generic_CH_1257-3740_.ftfを入れる。
11.Flashtool v0.8.5.0で、LT26_6.1.A.0.452_Generic_CH_1257-3740_.ftfを選択する。その際、Wipeのチェックは全部外す。
12.ポップアップが出たらFlashモード(ボリュームダウン押しながら)で接続する。
13.完了したら接続を外して電源を入れ、ICSが立ち上がるのを待つ。
14.電源の入ったNXをUSB接続後、Root_Exploit_OneClickの「RunMe.bat」を実行する。
15.数度のリブート後、「続行するには何かキーを押してください...」が出るのを待つ。以上で完了。

 最初8の作業をやってなかったので、既存の環境に上書きされた状態でした。HTC Jと違い、ICSがカクカク動くので「なんだこれ?」ってな感じだったのですが、初期化してから同じ手順でROM焼きしたところなんとか成功しました。二度とdocomoショップさんに迷惑は掛けられませんでしたので冷や汗ものでしたw で、結果は以下のとおり。ちなみにスクショは電源ボタン+ボリュームダウンを同時に操作する方法に変更となってました。

 ちゃんとAndroidOSが4.0.4、Build versionが6.1.A.0.452、DeviceもLT26iになってます。ただ、凄く気になってるのがCarrierがdocomoではなくSEMCになってるところ。まさかSIMフリーの通信料金になってませんよね… そうそう、mopera Uの設定でも苦労しました。APNはmpr2.bizho.netとちゃんと指定してあげないと。その他、設定画面はこんな感じ。

 参考程度に端末情報の画面もup。

  homeボタンを長押しするとこんな感じ。

 画面を長押しすると、ホーム画面に追加するメニューが表示されます。

 最後にBusyBoxがinstallされてる画面。

 取り敢えず大雑把に触ってみました。NXもDual-Coreなはずなのに、何故かHTC Jよりはちょっとぎこちない動きがたまに見受けられる。今度はHTC製の端末を買おうかなー

 ところで、いくつか問題もあり、今後の検討課題です。1つは、メール通知がされない。「手動」にしているのに...手動以外に設定しないといけないのかな。2つ目はFontがまだ中華製のまま。他のHPでFontを入れ替えている事例があるので、明日にでも挑戦したいと思います。3つ目は自作Appが動かないものもある。今のところBatteryNotification+がダメ。

 とゆーことで、全体を通してみれば、docomoの独自appをさっくり落とせのが一番の収穫かな?w  ま、少しずついじっていれば以前arcでroot化したときのように、いろいろ遊べると思います。では最後におまけとしてベンチマークを貼っておきます。あれ?前回より500も下がってる…いろいろappを入れたからかな?(泣)

 

 そうそう一度ICSにしちゃうと元のOSヴァージョンに戻せませんから、ちゃんとSO-02D_6.0.A.4.1_NTTdocomoのROMも持っておいて下さい。何度も書きますが、自分で責任の取れない人は絶対やらないで下さい。初代Xperiaでやってしまった自分の過去の反省から、docomoショップさんに迷惑を掛けないようにして下さい。あのときは不勉強でご迷惑を掛けてしまい、本当にすいませんでした…



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