Studio Bell Fantasy  熊原 幹恵 ~ベル演奏に情熱をかける女性達~

ミュージックベルとトーンチャイムで奏でる癒しの音色をあなたに―
http://www.bellfantasy.jp/

発表会って⁉️

2017-02-11 10:00:27 | 日記


今年は一年おきに行なっているピアノ.エレクトーンの発表会の年。
レッスン室にある沢山の楽譜の中から、生徒一人一人に合う曲を選曲していきます。
普段のレッスン状況から、発表会までの数ヶ月間で、どれだけの完成度に導いていく事が出来るかを想定し、少し難易度高い曲をチャレンジさせるのです。

5月の発表会に向け、今、まさしく選曲の時期。

その生徒が弾いてみたいなぁ、と思ってくれるであろう曲を、生徒の前で何曲か選び、弾いてみせます。
私の勧める曲と生徒の気持ちがぴったり合うと、すんなり決まるのですが、これがなかなか決まらない生徒も居て、、、💦
何週間も選曲で時間を取られる事があります。
また、生徒と私で決めても、そこに父兄の気持ちが加わり、、、。
これは一体誰の為の発表会なのかしら⁉️と思う状況にも、、、。
また、出たくない❗️とか、出なくても良いんじゃないの、、とか。

私の教室は、一年は本を進み、次の年で発表するというように一年おきの発表会と決めています。

そもそも発表会とは、、、⁉️

言葉通り、日頃の練習の成果を発表する会なのですが。

最近、この発表会に様々な考えの父兄がいらっしゃいます。
レッスンに通う以上、発表会に参加する事が当然だったひと昔前とは変わって来ている事を実感します。

まず、舞台に立ち、一人で最後まで弾き終えるという経験をさせる事、そしてその環境を与える事が私達講師の責任であると私は考えます。
緊張感の中で舞台に立つ事は、非日常であり、普段の力が試されます。
子供達はその舞台で思わぬ力を発揮するのです。
演奏は自己表現であり、心と身体の成長と共に変化していくのです。
そしてそこへ向けてのプロセスが如何に大切であるか、それがどれだけ子供達の成長、上達に繋がるかを知って頂きたいのです。
発表会の華やかしい一瞬は、全てそれまでの努力の成果なのです。

その事をご父兄も理解し、発表会に向けて普段お家での練習をしっかり見守って頂きたいと思っています。

私はこれまで37年間、沢山の生徒の背中を押して来ました。

よし!やれるよ!大丈夫❗️❗️と、、。


今年も舞台に立つ日まで、生徒達の力をしっかり引き出し、引っ張り、引き上げ、そして発表会に出て良かった❗️って思って貰える様、導いて行きたいと思います。




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