今を大事に！

先日、あるノンフィクション作家さんの

最新刊エッセイを読んでいて驚愕。

作家さんは、今、闘病中で・・・

それもかなり良くない状態だと・・・

この作家さんは、友人が親しくしているママ友。

もう社会人になった息子さんの少年時代、

話題に、しょっちゅう登場していたママ友さんは、

今、数々の受賞をする作家さんになりました。

友人に、尋ねると、

最近、作家さんのお仕事が忙しく、連絡をとらずにいて・・・

ご病気のこともSNSで知ったのだと・・・

息子さんを通して、

今、自宅療養をなさっていると知ったのだそう・・・

ああ、あんなに素晴らしい作家さんなのに・・・

わたしより、まだお若いじゃないの！

エッセイのなかで

印象に残っていることがあります。

（図書館に返してしまった本なので、正確ではないですが）

横浜に子どもホスピスが開所し、

話題になりました。

作家さんが訪ねたときのこと。

子ども達は、遊び終わると、

「さよなら」と去って行き、

「またね」と言わないのだとか。

ホスピスのスタッフさんによると・・・

ーー子ども達は自分の病状をよくわかっている。

だから、決して「またね」ではなく、

今を思う存分に楽しむのだとーー

闘病中の作家さんも、

そのことを引き、言うのです。

ーー今、この刹那を存分に生きる、

すばらしいじゃないかーーと。

大変な病気と闘っている作家さんの後に、

我がことを並べるのは、畏れ多いのですが・・・

今を精一杯生きること・・・

身にしみています。

80代の母にも言われました。

「あなた、リンパ浮腫が、ひどくなったら、

これから先、遊びになんて行けなくなるかもしれないのよ。

だから今、遊びたいなら遊びなさい。」と。

確かにその通り。

もちろん、

将来、今より良くなって

いろいろできるようになったら嬉しいけれど・・・

そんな「タラレバ」より

今を大事に生きないと・・・

そもそも、わたしってサバイバーだもん、

以前は、そう考えていたはずよね・・・

いつのまにか、

サバイバー歴15年超え、元気になったら

先のことを考えるようになっていたんだなぁ・・・

思えば、若かりし頃には

「刹那的」であることを

自分でも厳に戒めておりました。

今も、若い人には、オススメしませんが・・・ｗ

もはや「一刹那」「一刹那」が大事・・・

そもそも、今のわたしの状況で、

先のコトなんて考えたら、落ち込むだけだもんね。

「刹那的」上等じゃん！

・・・なぁ～んて言いながら、

ついつい先のことを考えて、

くよくよしちゃう性分なんですけどね😝 

📷　画像は大好きな「卯の花」

我が家のハコネウツギです。咲き始めました。

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ありゃりゃ、なんだか暗い記事になってしまって・・・

作家さんのことを考えていたからですね、お許しを。

おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

世界中に「優しい風が吹きますように」