「日吉の森」へ～庭園美術館

先月、彼岸明けの頃

日吉の森庭園美術館へ行きました。

こちらは、旧家・田邊家のお庭だけでなく、

先々代（12代）当主の建てた古民家（↓）、

彫刻家だった先代（13代）の美術館から成ります。

住宅街に、ひっそりとたたずみ、

入館が予約制のこともあり、

知る人ぞ知る美術館なのです。

ご案内の現･ご当主・14代目さんは

「知らない方は、かなり検索をしないとヒットしませんね」と

笑っていらっしゃいました。

14代を数える田邊家は、

もともとは徳川家康に仕えた、三河武士。

関ヶ原合戦の後、家康の江戸転封に伴い、

天領（幕府直轄地）となった、この地の管理を命ぜられ、

苗字帯刀を許されたのだとか。

関ヶ原以来、400年も、

一族・代々が、同じ土地に住み続ける！

これは、とても珍しいことなんですよね～～

以前、コロナ禍前にも、お邪魔しています。

「日吉の森」に、すっかり魅せられ、

また行きたいなぁと思っていたのに・・・

こんなに時間が経ってしまいました。

あのときは紅葉の季節でしたが、

この日は、桜の開花前、

春の花々が咲いており、のどかな風情がいっぱいです。

日吉と同じ東急沿線に住む、都内の友人に、

この美術館の話をしたとき、

「日吉で！？」と信じてもらえませんでしたｗ

渋谷へ一本30分足らず、

横浜へなら10分少々・・・

その日吉に、こんな緑の土地が残っているなんて

そりゃ、驚きますわなぁ～

延々と続く、塀！

「秘密の花園」ですかっｗ

横浜は、のどかなエリアは珍しくないのですが、

立地やアクセスを考えると

ここは希有な森かもしれません。

それだけに貴重な「日吉の森」です。

古民家の背後は、ちょっとした丘、

武蔵野の面影を伝える野生のシラカシ（↑）、

敷地の境界代りのケヤキ（↓）が大きくそびえています。

木漏れ日を浴び、

葉ずれの音や小鳥の声を聞きながら

いつまでも、いつまでも過ごしたい気分♫

明日から、「港北オープンガーデン」が始まります。

「日吉の森庭園美術館」も参加、

お庭のみ公開されるとか。

若葉も美しいことでしょう・・・

わたしも、また出かけられたら嬉しいなぁ・・・

★美術館や古民家については、またいずれ・・・

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豊後水道で地震発生、

お近くの皆さま、ご無事でしょうか・・・

どうぞ、大過ありませんように・・・

おつきあいいただき、どうもありがとうございます。

世界中に「優しい風が吹きますように」